- 投稿日:2025/07/10
- 更新日:2025/09/30

結論:「まずは実績を積む」が営業の基本。報酬交渉は“実力”がついてから!
営業を始めたばかりのころ、「この案件、もっとお金もらえないかな……」と思うことってありませんか?
でも、最初のうちは 「たくさん受注して、実績を積むこと」が最優先です。高単価ばかりを狙って動けなくなるより、低単価でも場数を踏んで経験値を上げた方が、結果的に高収入につながります!
理由:信用と実績がないうちは、報酬交渉に“説得力”がない
例えば、あなたがサービス提供者だったとして、こんな2人が現れたらどちらに任せたいですか?
Aさん:「この仕事は10万円でやります。実績はまだないですが、気合いはあります!」
Bさん:「過去にこのような案件を5件担当しており、すべて納品まで責任を持って対応しました。初回は3万円でも対応可能です。」
多くの場合、選ばれるのはBさん。
理由は明白で、「実績があり、リスクが低そうだから」です。
つまり、最初は“信用を買ってもらう”段階なので、「報酬を上げるより、受注数を増やして実績を積む」ことが最優先なんです。
ちなみにですが、会社員でも同じですね。
私も入社当初、お客さんから見積書提示額が高いと言われ、上司に相談しても「うちの利益がこれくらい必要だからこれ以上は絶対下げるな!」と言われ、気持ちよくない商売をした経験があります。
もちろん、下げられる最低ラインはありますが、気持ちよく商売をするために、柔軟な対応も必要です。裁量が大きくなったときには、気持ちよく値段を下げたり、後輩から価格の相談がきても「その下げた分、僕が回収してあげるから、このラインまでならお客さんに下げていいよ」という行動をとっていました。お客さんも「ひでよしさんだったら、困ったとき助けてくれる」と思ってくれますからね(^^)
具体例:たとえば動画編集者なりたての場合…
例えばですが、動画編集者なりたての頃は、「えっ…この単価でやるの?」と思いながらも、小さな案件をガンガン受けていくべきです。
初期は「1件5,000円〜10,000円」のような仕事でも、即レス、丁寧な報告、改善提案まで意識して対応することで、「またお願いしたい!」というリピートが生まれ、紹介も広がっていきます。
すると徐々に、「この規模の案件もお願いできる?」と相談が来るようになり、気づけば1件数十万円の案件も任されるように。
最初に“欲”を抑えたおかげで、実力と信頼をじっくり育てることができたんです。
再主張:“お金の交渉”は、経験値と実力が育った後に!
営業で大切なのは、「目先の利益」よりも「将来の信頼と評価」です。
実績ゼロの状態で「もっとくれ!」と強気に出るより、まずは丁寧に実績を積むことに集中しましょう。
信頼が育てば、報酬交渉は自然とうまくいくようになります。
むしろ「あなたなら、この金額でお願いしたい」と向こうから提案される日も来ます。
そして、経験が積んでいければ、この案件ならこのくらいもらえるな!など案件に対する価格目安もわかってきます。
まとめ:まずは“報酬よりも信頼”を取りに行こう!
✔ はじめのうちは“低単価でもたくさん受注して実績を積む”が正解
✔ 信頼と経験がない状態で強気の報酬交渉はリスクが大きい
✔ 実績とスキルがついてくれば、報酬も自然と上がっていく
✔ 信頼されれば、報酬交渉すら不要になることもある!
「まだまだ実力が足りない」と思ううちは、欲を抑えて“信用貯金”を積みましょう。
将来、その貯金が大きなリターンとなって返ってきますよ!