- 投稿日:2025/07/15
- 更新日:2025/10/09

私もスキルマーケットで苦戦している一人です。
いったい自分の文章の何が悪いのだろう?
一人で考えても絶対に答えは出ない。
そうだ、誰かに読んでもらって意見をもらおう。
そう思い立ち、みなさんの力を借りるべく「スキルマーケット紹介文、添削オフ会」を梅田オフィスで開きました。
三人そろえば文殊の知恵
スキルマーケットに苦戦している者同士が出し合った意見や知恵を
この場でシェアしたいと思います。
プロフィールはとても大切だよ
スキルマーケットの商品紹介文の話に入る前に、まずご自身のプロフィールの大切さについてお伝えしたいと思います。
皆さんはどんな意図をもってプロフィールを書いていますか?
書いている内容はしっかり目的に沿った自己紹介文ですか?
自己紹介は「その場」や「目的」に合っていなければなりません。
例えば野球チームを移籍したのであれば、
・守るポジション
・野球歴
・今までの成績
これらの項目を自己紹介に入れると思います。
もし銀行員が転勤先の支店で上記のような自己紹介をしても
同僚たちは
「なぜ???」となるわけです。
いろんな方のプロフィールを見ていると、ほとんどのプロフィールがこのような自己紹介をしていることに気づきました。
皆さんはリベで何をしたいのでしょうか?
「楽しく遊べる仲間を作りたい」
それであれば
・趣味
・出身地
・家族構成
これらを重視した自己紹介でいいと思います。
「貯める力をつけたい」
であれば
・今まで工夫した節約法の成功例
・家計管理の成功例
・現在困っている節約方法
これらを自己紹介に入れるといいと思います。
では「稼ぐ力をつけたい」のであれば????
稼ぐ力についての自己紹介文が必要と思いませんか?
私は現在ボクシングトレーニングをスキルマーケットで出品しています。
ボクシングトレーニングには競合がたくさんいます。
当然依頼を検討している人たちはサービス内容を比較します。
しかし初心者さんからするとどこも似たり寄ったりです。
なのでプロフィールも確認するはずです。
そんな中、もしこんな自己紹介があったとします。
【プロフィール】
・スポーツ歴
卓球
水泳
ボクシング(プロ経験あり)
リベには2023年に入りました。
貯める力、増やす力をつけていき、次は稼ぐ力に挑戦したいと思います。
なのでまずはボクシングトレーナーを始めて見ました。
自分の自己紹介を自慢したいわけではありませんが、この自己紹介と私の自己紹介を比べてみてください。
私の自己紹介文の方がボクシング熱が伝わってくると思います。
もしこの出品者さんと私が競合した場合、どちらに依頼したくなるでしょうか?
https://libecity.com/user_profile/hhOvLOACHTQWddAKvcAjC3CQVLI3
自己紹介文は今まで何回も練り直しました。私がリベで特に手に入れたい力は「稼ぐ力」です。なのでスキルマーケットを依頼しやすくなる文章をずっと考えています。
上にプロフィールのリンクを貼りましたが、これからも改良すると思います。
スキルマーケット商品紹介文の掴みは?
依頼者を検討している人が文章を最後まで読んでもらうには、冒頭に興味を引く「掴み」が欲しいです。
この掴みは読み手を一気に自分の世界観に引き込みます。
でもこの掴みを自分一人で見つけることがなんと難しいことか。
どうやら人に意見を聞いて初めて「掴み」がわかるらしいのです。
オフ会に参加されたほとんどの方がそうでした。
具体例を紹介します。
スキルマーケットにすでに出品されている方がいらっしゃいました。
商品紹介文をしばらく読み進めていると、
「料理代行をします。ご自宅に伺い3時間で5日分を作ります。」
これをさらっと書いており、しかもいろんな文章に埋もれて印象が薄くなっていました。
料理をしたことがある人ならわかるかと思いますが、
3時間で5日分、つまり15食分作るってものすごい高いスキルですよね(笑)
でも本人さんはいつもしていることなので、これが特別なスキルなんて思っていませんでした。
もったいない
もしこのスキルを素晴らしいスキルと認識し、冒頭の「掴み」に持ってこれたら、
その先を読み進めたくなりますよね。
もう一つ具体例を紹介します。続いてはスキルではなく、その人がおかれている環境についての当たり前です。
ピアノを教えている方の紹介文です。
「世界的に有名なミュージシャンでも楽譜を読めない人がいます。皆さんが知っている、あの〇〇さんも楽譜が読めません。
楽譜が読めなくてもピアノを弾くことができるのです。」
これも掴みに持ってこれると思いませんか?
この方は音楽の世界にどっぷりハマっていたので、楽譜が読めないミュージシャンは特別な存在ではなかったみたいです。
「えっ?そんな人普通にいますよ」
僕としては驚きでした。
楽譜が読めなくてもピアノを弾くことができるんだという新たな世界の発見です。一気にピアノレッスンのハードルが下がりました。
「掴み」は別にスキルやその人の世界だけではありません。
スキルマーケットの商品紹介文で、どの文章に魅力があるかは自分一人ではわからないみたいです。
私からのお勧めとしては、
まずはスキルマーケットを出品してみる。
↓
誰かに読んでもらう。
↓
一番惹かれた文章を教えてもらう
この順番がいいと思います。
もう一度言います。
「決して自分ではわからない。」
このことを発見してから
できるだけたくさんの人に読んでもらって意見をもらうことにしました。
読み手に、より具体的なイメージをさせられるか
商品を購入する人は、これを買うことで自分がどう変化するのかをイメージできると購入しやすくなります。
例えばこんなスキルマーケットが出品されていたとします。
「子育てのお悩み相談をします」
こちらからの意見は押し付けません。依頼者様からの悩みをじっくり聞きオンラインで1時間ほど相談に乗ります。
子育てに関するお悩み、なんでもご相談ください
といった文章があるとします。
確かに1時間相談に乗ってくれることはわかりますが、これではまだ言葉足らずです。
「子育てのお悩み相談」
この言葉がとても曖昧です。
・子育てにかかる費用についての相談?
・引き籠りになった子供の相談?
・塾の選び方?
・子育てにふさわしい地域の探し方について?
・学校の先生とのかかわり方?
・乳児のこと?それとも10代後半の子供?
少し考えただけでもたくさん出てきます。
当然出品者さんはすべてのお悩みに対応できませんし、依頼を検討している人も、
「高校生の子供に毎日暴力を振るわれる。身の危険を感じて相談したいが、この出品者さんが対応できるかどうかはわからないな。そんな不確定要素が大きいサービスに1時間1万円も支払う余裕は我が家に無い」
なんてことになります。
一度出品したら、やはり一度誰かに読んでもらうことが必要です。
どれだけ完璧に作ったつもりでも、絶対にに1つは質問されます。
初心者を相手にしたいのであれば専門用語やその業界でのみよく使われる言葉はできるだけ避ける
これも上記の「具体的なイメージ」につながる話なのですが
難しい言葉を使うと途端にイメージができなくなります。
パソコン初心者が、IT用語をたくさん使う店員さんに商品説明をされても
全く理解できず疲れてしまいますよね。
それと同じです。
もし初心者を相手にしたいのであれば、自分が思っているよりもっと簡単な単語を使って説明してあげるべきです。
これは私が指摘を受けた内容です。どれくらい簡単な言葉を使うべきかの例として紹介させてもらいます。
現在パーソナルボクシングトレーニングの商品を出品していますが、
そのトレーニングメニューの中に
・オフェンス指導
・ディフェンス指導
・タバタトレーニング
これらの言葉を使ってメニューを紹介しました。
「スキルマーケット商品紹介文、添削オフ会」に参加された方は全員ボクシングについて知りません。
「オフェンス指導って何をしてくれるんですか?」
「ディフェンスもわかりにくい」
「このタ、、、バ、、タ、、トレ、トレーニング???初めて聞きました」
タバタトレーニングがわからないのはまだ理解できます。でもオフェンスもディフェンスも伝わらないのが私としては意外でした。
なので、こう改善しました。
・パンチの打ち方指導
・ガードの指導
こっちの方がイメージはしやすいですよね。
ちなみにタバタトレーニングは思い切って削除しました。
書いてても伝わっていないと意味がありませんからね。
安売りはするな
最後にこれは大阪の四ツ橋オフィスで直接学長に頂いた言葉です。
この文章を書いている今現在から3年くらい前に言われた言葉なので少し記憶があいまいですが、
自分は学長の言葉をこう理解しました!という内容を載せて起きます。
イリ@ボクシングトレーナー
「まずは利用しやすいように価格を抑えて出品しようと考えています」
学長
「それはやったらあかん、値下げに逃げたらあかん」
【理由】
①どんな事業を選んでも、集客問題に必ずぶち当たる。
事業の大変なところは集客。
価格に逃げるのは簡単やけど、それは思考停止になっている。
1レッスン1万円のパーソナルを利用する人なんか世の中にいっぱいいるよ。
イリさんに依頼してくれるマーケットは必ずある。
そのマーケットをどう見つけ、どう営業していくかを学ぶことが大切。
とても難しいけどその大変さから逃げたらあかん。今はそこを練習して学んでいく期間やね。
②低価格に釣られてやって来るお客さんは、他の低価格を見つけたらそっちにすぐ逃げる。そうやって価格競争に飲まれて経営が苦しくなる。
③低価格に釣られてやって来るお客さんはあまり質が良くないことが多い。
クレーマーなんかは低価格のマーケットに多く見られる。
④低価格帯のマーケットと高価格帯のマーケットは全然違う。
せっかく低価格で営業が成功しても、本来の値段に上げる段階でまた違うマーケットを探す労力が必要になる。
⑤低価格にして持続性あるの?
この言葉を聞いてから値段を下げることは辞めました。
っとはっきり言いたいところですが、本当はまだちょっとビビッて少し低い価格で出品してしまっています。
でも激安で出品することは完全に辞めました。
スキルマーケットの紹介文を作成するポイントとしては以上です。
とても長かったですよね。
ここまで紹介してきた知識は私一人では決して手に入れることはできませんでした。
自分に足りないところを助けてもらう為に、思いついたことをまずは行動に移してみました。
すると助けてくれる人たちが現れました。
もし興味があれば
「スキルマーケット添削チャット」を作ったのでそちらに参加してください。
皆さんで意見を出し合いましょう。
https://libecity.com/room_list?room_id=1WyVoCvF2S50ZJxCLRtA
最後に、ここまで話してきたポイントを踏まえた具体例として私のスキルマーケットとプロフィールを載せて起きます。
正直これが正解だとは思っていませんが、少しだけ参考になると思います。
もしもっとこうした方がいいよと言う意見があれば遠慮なくどんどん教えてください
私の記事の為にお時間を割いていただきありがとうございました。
「栄光に近道なし」
【プロフィール】
https://libecity.com/user_profile/hhOvLOACHTQWddAKvcAjC3CQVLI3
【スキルマーケット】
・元プロボクサーと楽しくボクササイズ
https://meets.libecity.com/service/199
・格好いい親になりたい人へのボクシングトレーニング