- 投稿日:2025/08/01

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要約
「指数の平均」と「指標の平均」は役割が異なります。市場全体の動きをつかむのが指数、個別株の評価に使うのが指標。平均は目安として活用しつつ、企業や業界の背景を考える視点が大切です。
🔰はじめに:「平均って、ひとつじゃない?」
投資を始めたばかりの方がまず悩むのが、「平均」という言葉の意味です。
「日経平均が上がった」
「PERは平均15倍が目安」
「配当性向の平均は40%」
……ニュースやネットでよく目にするこれらの“平均”、実は種類が違います。
投資でよく出てくる「平均」は、ざっくり2つ。
📈 指数の平均:市場全体の動きを知るためのもの
📊 指標の平均:銘柄を評価するための目安
それぞれの意味と使い方を、初心者向けにわかりやすく解説していきます。
📈「指数の平均」とは?──市場の“空気感”を知る道具
「日経平均株価」「TOPIX」「NYダウ」などがこれにあたります。
これは、株式市場全体の平均的な価格変動を示す指標です。
✅ たとえば:
「日経平均が上がった」→ 多くの銘柄に買いが入っている
「TOPIXが下がった」→ 市場全体が弱気な雰囲気
こうした指数の平均は、今の相場の“体温”を測るための道具。
風邪気味なのか、元気なのかをざっくり把握できるのが特徴です。

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