• 投稿日:2025/09/09
  • 更新日:2025/10/01
個人事業主さんの家計管理術|事業と生活費を混ぜない仕訳のコツ

個人事業主さんの家計管理術|事業と生活費を混ぜない仕訳のコツ

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手相のかなたん@10/12🔮占いオフ会

手相のかなたん@10/12🔮占いオフ会

この記事は約8分で読めます
要約
本記事は個人事業主や副業をしている人向けの家計管理術を紹介しています。 特に「家計と事業のお金が混ざって管理が難しい」と感じている方にオススメです。 こんな人におすすめ 個人事業主でマネーフォワードMEを活用したい人 家計と事業のお金が混ざってしまう人 抜け漏れなく把握したい人


この記事はこんな人にオススメします

✅️個人事業主で家計管理したいかた
✅️マネーフォワードMEをつかいこなしたい
✅️お金の仕分けの自動化に困っている
✅️事業のお金と家計のお金が混ざってしまう
✅️抜け漏れなく把握したい


この管理術でできること

私が実践しているマネーフォワードMEのカスタマイズ
ベースにした家計管理です。

ポイントは以下の3点です:

✅ 敵1〜敵4(家計の支出)と
💰️事業1〜事業4(事業の支出)の8分類で仕訳

✅ 初期設定すれば約80%自動化が可能

✅ 自分に合った項目名にすることで、振り返り・見直しがラクになる

特に副業やフリーランスをしていると、
「何が生活費で、何が経費か」の判断があいまいになりがちです。

でもこの分類を取り入れることで、
見える化 → 整理 → 改善が可能になります。

ここで設定したデータをCSVに出力したり
支出管理シートにコピペしたりで管理が楽にできます





はじめに|キッカケはリベ大レストランの閉店から

友人に誘われてリベ入会〜幽霊会員でしたが
前々回の幕張フェスをきっかけに(いい意味でびっくりしました)
私は本格的にリベ活に取り組み始めました。

そのタイミングで学長が叫びだした家計管理
正直、格安スマホや固定費も見直していたので
またまた〜と思っていましたが

学長ライブを聞いてると全然できてないじゃん…
だんだん学長の本気が伝わってきたのが
盛り上がっていたリベ大レストランの閉店でした

これは本気だ!自分もやらなきゃいけない!
と、思い立ち宿題リストに取り組みました

会社員ならそうでもないのですが
個人事業主は家事按分や生活費と事業資金の境界線が
曖昧な部分があり苦戦してました

実際、オフ会などで話してみると、
家計管理がまだ整理できていない方が結構多い印象です

今でも苦戦の方はいらっしゃるでしょう
私も試行錯誤の2年を過ぎて
ようやく実践的な形ができたもので

小規模な個人事業主さん向けの
家計管理の方法をシェアしたいと思います

家計管理に正解はないのですが
誰かの参考になれば幸いです


設定後の仕上がりのイメージ

IMG_4063.JPG

このように家計管理の支出は敵1~敵4として管理
事業の支出は事業1~事業4として管理してます

最初に設定をすればあとは体感として
80%は自動化できるので初期の設定さえできればOKです

私の考えとして【変動費】の管理が重要だと思ったので
後で管理しやすいようにカスタムしていきます

補足 

大項目の食費や日用品というものは使いません


あくまで敵1〜敵4 事業1〜事業4の
【8項目】がメインで使う項目となります

前提としてやってほしいこと

✅️マネーフォワードMEの連携(クレカや銀行口座、等)が終わっている

✅️リベの家計管理の概念(敵1~敵4)を理解している前提で書いています

できてる方は飛ばしていただいて大丈夫です


個人的にはマネーフォワード・ビジネスカードの併用をオススメします
その理由はカードを切るとすぐにメールが飛んできて
メモを入力するとマネーフォワードMEにも反映されるからです

また後で説明するのですが
基本的に事業の支出を確定させてから
手打ちで家計の支出を入力するので
メモなどの下書きがあるほうが整理できて楽で効率的です

マネフォの設定の画面2.png

この記事はここに当たります
→宿題リスト 貯める力編

マネーフォワードMEをカスタマイズして、
自分にあった家計簿を作成しよう

敵1〜敵4・事業1〜4の仕訳ルールとは?

まずは、リベの「4つの敵」分類のおさらいです👇

敵1 固定費家賃、水道光熱費、通信費など
敵2 変動費 食費、日用品、娯楽、交際費など
敵3 予想できる出費 保険、車検、教育費など
敵4 予想できない出費 冠婚葬祭、家電の故障など


初期設定しよう!(PCでのやりかた)

自分なりに使いやすく見やすく管理していくための
調整とカスタマイズしていきます

この記事はパソコンでのやりかたについて説明しています
スマホでのやりかたはまた記事にしようと思います

スマホでも設定はできます
個人的にはスマホのほうが設定がやりやすく
設定を終わらせてからの項目の並び替えはパソコン上でやるのが
いいと記事を書いていて思いました

ここが重要です

ちょっと操作性がよくないので
根性が必要になります

ホーム画面の右にある設定をクリック


まずホーム画面を開きます
そして右にある設定をクリックします

マネフォの設定の画面2.png

家計簿の設定をクリック

次は
家計簿の設定をクリックしましょう

マネフォの設定の画面3.png大項目の設定

次は
大項目の食事を選択して

下にある項目を追加の欄まで
カーソルを持っていきます

使いやすい項目(勘定科目)を
各自で入力してください

マネフォの設定の画面4.png

中項目の設定

次は
中項目を選択して

下にある項目を追加の欄まで
カーソルを持っていきます

使いやすい項目(勘定科目)を
各自で入力してください

ここでは例として
事業2(変動費)仕入れ を追加しました

マネフォの設定の画面5.png

ここでのコツは
ちょっとマウスやトラットパットをずらすと
フロッピーのアイコン(確定ボタン)に当たるのです

後々の調整を考えると
変動費を手前に置くと使い勝手がいいです
(私はこれまで3度の大修正を行って今の形になりました)

私のオススメの仕分け方では
この後に
食費→事業2
日用品→敵2

と設定していきます

中項目は各自で使いやすい名目にしてください
まずは大雑把でいいので後で調整しましょう

確定ボタンで一旦おわりです

また設定の作業は続きますが
後々が楽になりますよ

確定ボタンで確定する

フロッピーディスクのアイコンが確定ボタンです
これをクリックして確定させます

マネフォの設定の画面6.png

中項目に追加される

確定した項目が
一番上に追加されました

マネフォの設定の画面7.png

この項目はつかんで移動させることができます
適宜、使いやすさ優先で移動させましょう

後でレシートの手打ちなどの時に
この準備が生きてきます

追加した項目を移動させて使い勝手をよくしよう

よく使う項目は上段に持ってきて操作性をアップしましょう

マネフォの設定の画面8.png私のオススメの設定(中項目)

食費→(敵2) 事業の変動費
日用品→(敵2) 家計の変動費

趣味娯楽→(事業1) 事業の固定費
交際費→(敵1) 家計の固定費

交通費→(事業3)
衣服・美容→(敵3)

健康・医療→(事業4)
自動車→(敵3)

この分類がオススメです
使い方としては

自分の影響の輪にある
変動費の事業2と敵2をちょくちょく見直します

自分の影響の輪の外である
固定費や臨時出費は数字を見るだけの扱いにします


抜け漏れを防ぐテクニック(手打ち)

よく家計管理の相談で聞くのが
食費と日用品が混ざる〜などの混在する問題

私は食費とお酒の支出を分けたいので
レシートをもらってお酒の金額を手打ちしています

もちろん食費ダブルのですが
肝心なのは抜けもれなく記録すること

あとで振り返り検証のときに
調整するなりしておけばいいと思います



4つの敵とは?

ここで家計管理の基本のおさらいです
知っている方は飛ばしてください

大まかに支出を4つに分類しします
その内訳は固定費と変動費と急な出費です

リベの定義は
敵1→固定費 家賃や住宅ローン、水道光熱費、通信費など
敵2→変動費 食費、被服費、飲み会、日用品など
敵3→予想できる出費 税金、自動車保険、車検、教育資金など
敵4→予想できない出費 家電が壊れた、車をぶつけた、冠婚葬祭など

詳しくは宿題リストの図解をご覧ください(下にリンクあり)

宿題リスト→貯める力→ライフプラン

支出管理をする時に現われる4つの敵について知ろう

https://libecity.com/mypage/fiveforces?id=d6c66c2d74c4593cfc06b6b7a0f7f061ae54cc5a

この考え方を事業にも応用していきます

事業1→固定費 事業を維持するために、毎月必ずかかる費用
事業2→変動費 売上や稼働に応じて変動する日常的な費用
事業3→予想できる出費 年単位で計画できる支出
事業4→予想できない出費 突発的なトラブル対応などの支出


よくある悩みとテクニック

家計管理のお話をしていると
食費と日用品が混ざる問題を聞いたりします

私は食費とお酒を分けたいので
レシートをもらい手打ちしてます

その結果として
食費の中にお酒の出費が入っているので
ダブルカウントされます

抜け漏れなく管理するのが目的なので
ダブルカウントの分は後で調整したり
誤差の範囲と割り切ったりしてます

まとめ|家計管理は自己管理術である

副業やフリーランスで活動する人こそ、
お金の流れの整理=自己管理の力が必要です。

マネーフォワードMEをカスタマイズして、「8分類」で仕訳することで、
・お金の流れが見える
・混ざりが防げる
・振り返りもできる
そんな実感が得られました。

この記事が、あなたの家計管理の参考になればうれしいです😊

📝次の記事(予定)

→ ビジネスカードを使った仕訳の効率化術
→ スマホ版の設定方法
→ 抜け漏れを防ぐ手打ち記録のコツ
→毎月かかるお金を繰り返し設定する方法
→便利な繰り返し設定

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