- 投稿日:2025/07/28
- 更新日:2025/09/30

はじめに
「1円スマホって、めっちゃお得じゃん!」 そう思って、高校生の息子に持たせたスマホ。2年間、月々たったの1円。すごく得した気分でスタートしたんですが…
いざ返却の時期がきてみたら、これがまぁ大変!! ショップに電話しても「うちじゃないです」って言われ、家電量販店にも何度も足を運んで、ようやくたどり着いた契約先。でも、そこでも「その番号は登録されてません」って。
…え、じゃあどこ!?
あちこち問い合わせて、息子と2人で何度も足を運んで、
ようやく返却できた時には、
ホッとしたのと同時にどっと疲れました。
「1円スマホ」って実際どうなの?
1円って聞くと、「安いし最高じゃん!」って思いますよね。私もそうでした。
でも実際は、いろんな条件がついてくるんです。
通信契約や特定条件をセットにしたビジネスモデルでなり立っている。
・乗り換え、新規契約、指定プラン加入」などの条件を満たすことで、購入時には1円や、ゼロ円という見せ方がされる。
・この1円は「実質:」または「一定期間後端末返却」を前提としたもので大抵の場合は通信費は高めに設定されているケースが多い。
・解約時の負担金などや端末返却時に傷・故障があると追加費用発生のリスクも注意が必要。
・端末を安価に提供することで、「高い通信料を長期間払ってもらう」「新規・乗り換え顧客を囲い込む」がキャリア側の狙いです。
(perplexityにて検索しました)など、様々な注意点が必要です。
うちは2年で端末を返却の月々1円プランでした。
返却を忘れると、残りの機種代が発生!だから期限内には絶対返したい。
この2年後に返却というのも「覚えていないと」と、ずっと気になっていました。
自分では覚えきれないのでGoogleカレンダーに登録してたり、息子にも何度も「高2の7月に解約やで」と確認していました。
これも脳のリソースって考えると、とっても負担になってたんだと思います。
返却できない!?私たちがハマったワナ
今回、私がつまずいたのが、「どこで契約したか分からない問題」。
「返却したいです」と持っていったショップで言われた言葉は
「うちでの契約履歴は有りません」
そんなはずないのに・・・。
「え?違うってどこと契約して買ったのか?」
最初はスマホを安くで手に入れるためだけに契約したので、2年間の間に違うキャリアに乗り換えていました。
もしかして、こっちかな?違うと思いながら行ってみても
「うちでの契約はないです」と言われました。
しかもどこのショップもすぐには予約が取れませんでした。
前もって予約しないと「今日は対応できません。日にちを改めてお取りください」とスパッと断られました。
もうすぐ返さないと行けないのに・・・。
思い当たるとこへは全部行ったのに・・・。
どこのキャリアで契約したかわからないなんて。もうこの時点でどうしていいやら、途方にくれていました。
「どこにこのスマホを返したらいいんだよ〜」
家電量販店で調べる
スマホ自体は家電量販店で購入したもの。どうしていいかわからない時はチャットGPT、チャッピー。チャッピーのアドバイスを受け、家電量販店に再度問い合わせしてみました。
家電量販店の会員アプリを利用していたため、今までの購入履歴が残っていました。ここではっきりと
「d◯◯で購入したもの」と特定できました。
でも、この前もd〇〇キャリアには足を運んでいた。調べてもらっても「契約していません。うちは違います」って言われて退散してたんです。
行ってもすぐには受付してもらえない。でも、なんとか期限内にしたい。
もしかしたら・・・
電話で
「購入履歴を調べてもらったら「確実にd◯◯で買ったものです」と言われたんです。と、詳しく状況を説明しました。
このときに店員さんから
「もしかしたら違う番号で契約しているかも。調べてみますね」とのことを言われました。
もちろん契約者は私。ということも最初に聞かれてるし、伝えていました。
どういうことなのか?
頭の中ははてなだらけ。
混乱している私にも店員さんはわかりやすいように説明してくれました。
①契約者は私。
②当時持っていた
「私のスマホの番号に紐づけて、息子のスマホを新規購入」
③息子のスマホの番号ではなく、
「紐づいている私の番号伝えないといけなかった。」
という結論でした。
息子のスマホの番号で契約履歴を探してたんです。
だって、使ってるのは息子のスマホ。
でも実は、私のスマホと紐づけしていたので
私のスマホが契約の対象番号だったんです。
そりゃ、見つからないよね…(泣)
同じ店にも何度も行って時間と手間がかけて
ようやく返却にこぎつけくことができたんです。
でも今、私のような返却ができない方が増えているそうです。店員さんが言ってみえました。
リベシティで聞いたぞ、ー毒キノコー
こんなバタバタの中、ふと思い出したのが、リベシティで学んだ
「商流(しょうりゅう)」の話。
簡単に言うと、「その商品やサービスがどういう流れで売られて、誰がどこで利益を得てるか」ってこと。
パプちゃんで検索した冒頭の1円スマホビジネスモデルの話。
「近寄っちゃだめ」と、毒キノコリストにも掲載されている1円スマホ。
私は、新しい機種が2年毎に使えるんだから「ラッキーやん」とさえ思っていました。なんで毒キノコリストにあるのか?不思議でした。
でも今は、
「安くで持つには条件や決まり事がある」というのを頭におかないといけない。特に私みたいな仕組みがわかっていない初心者は近寄っちゃだめなんですね。
これからの選び方のヒント
安いものは、なぜ安いのかをちょっと考えてみる
手間や時間も“コスト”として考えてみる。本当に時間が大事だなって思いました〜💧💧自分はただではない。
時間をたくさん使いましたが、息子も一緒に今回経験したので、息子にも身を持って伝えることができたのかな。
本当に自分にとって価値があるものには、ちゃんとお金を払う。
よく分からないまま飛びつくと、私みたいに、後で時間や手間で後悔することもあるなぁって。
私の失敗談で、
「守る力って大事」
を考えるきっかけになればいいなと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました🌸