- 投稿日:2025/07/31
- 更新日:2025/08/19

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要約
大学教員として20年間学生を見てきた経験から、安易に返済が必要な貸与型奨学金を借りて大学進学をすることはおすすめしません。卒業後10~20年の返済負担は重く、本当に大学進学が必要かをよく親子でよく話し合い、給付型奨学金や国の修学支援新制度など他の選択肢も検討しましょう。
はじめに
学長が「奨学金は借金と同じ!」とおっしゃっていたのを聞いて、大学教員として約20年間、これまで多くの学生たちを見てきた私が、今回「大学進学」について改めて考えてほしいことをお伝えしたいと思います。
これから進路を決める若い世代とその保護者の方々に、真剣に考えてもらえるきっかけになると嬉しいです。
※奨学金には、返済が不要な給付型の奨学金や、返済が必要な貸与型の奨学金があります。特に指定がない場合、この記事の「奨学金」は、返済が必要な貸与型の奨学金についてのことです。
この記事でわかること
・奨学金返済の現実的な負担と卒業後の生活への影響
・大学進学前に親子で確認すべき費用と話し合いのポイント
・奨学金以外の進学資金調達方法と「大学に行かない」選択肢
この記事を読んでほしい人
・大学進学を検討している高校生やその保護者
・奨学金の利用を考えている、もしくは既に利用している人
・子どもの教育費準備に不安を感じている保護者

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