- 投稿日:2025/07/30
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要約
データに基づいた事実によって世界を正しく理解し一般的な思い込みや本能がもたらす誤解を乗り越えることの重要性を強調しています。
ファクトフルネスは、スウェーデン出身の医師であり公衆衛生学者であるハンス・ロスリングとその息子オーラ・ロスリング義理の娘アンナ・ロスリング・ロンランドさんによって書かれた、事実に基づいて世界を正しく見る習慣を教えてくれるいる本です。
世界のイメージの事実とのギャップ
この本が伝えたい一番大切なことは、私たちが世界はこんなものだと思っているイメージが、実は事実とは大きくかけ離れていることが多い、ということです。そして、その誤解が不必要な悲観的な見方や間違いを生み出してしまう、と警鐘を鳴らしています。
ハンス・ロスリングさんは、世界中の人々にクイズを出したところ、みんなが驚くほど世界について間違った見方をしていることに気づきました。その原因は、私たちの脳に生まれつき備わっている10の思い込み(本能)にある、とこの本は説明しています。
これらの思い込みに気づき、データに基づいて考えることで私たちは世界をより正確に理解し、健全で冷静な判断ができるようになるのです。それでは、私たちが陥りやすい「10の思い込み」とその対処法を一緒に見ていきます。
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