- 投稿日:2025/07/30

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要約
「今のチームで成長できているのか不安…」
「移籍って本当に必要なの?」
チーム選びや移籍の判断はとても重要で、かつとても難しいテーマです。
今回は、サッカー強豪国・スペインの育成年代のリアルな事例を通じて、サッカー育成のヒントと「移籍」という選択肢の本質を見つめてみましょう。
移籍は当たり前?スペインの育成現場に根づく「流動性」
日本では、チーム移籍は少し特別で勇気のいる決断というイメージがあります。しかし、スペインでは移籍は日常的な出来事。選手たちは自分の成長を求め、よりよい環境へと柔軟に移動していきます。
筆者の長男が小6のときに所属していたチーム(15名程度)では、たった1シーズンで6〜7名が他のチームに移籍しました。そのチームがリーグ最下位だったこともありますが、子どもたち自身がより高いレベルでプレーしたいという意思を持ち、移籍していったのです。
驚くべきは、移籍に対する周囲の受け止め方です。「裏切り」や「脱退」ではなく、「ステップアップ」として歓迎されるのがスペインの文化。さらに、移籍後に元のチームに戻ることも珍しくなく、チーム間の垣根が低い点も特徴的です。
この柔軟な文化が、子どもたちの成長のチャンスを広げているのです。
チーム選びは“じっくり観察”が基本!スペイン流「練習参加制度」

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