- 投稿日:2025/08/01

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要約
今回ご紹介するのは、Jリーグで長年にわたり選手育成に携わってきた西村卓朗さんのお話です。プロ選手たちが身につけている「強さの秘密」は、日々の生活の中にある習慣や心構えにありました。
それは「心・技・体」のバランスと、それらを支える“自律”の力。そして、親子で築く生活習慣ーー
1. すべては「目的意識」と「サッカーが好き」の土台から
西村さんが真っ先に語ったのは、長くプロとして活躍する選手に共通する「強い目的意識」でした。
「どうしてもプロになりたい」「絶対にこのチームで活躍する」といった揺るぎない思いは、選手の原動力となり、日々の努力を支える芯になります。この「目的」は、プロを目指す子どもだけに必要なものではありません。
たとえば「もっと上手くなりたい」「試合で活躍したい」「好きなサッカーを続けたい」といった、子ども自身の心からの願いが、成長を加速させる最初の一歩となるのです。
西村さんはこの「目的意識」を“器”にたとえます。
まずはその器に情熱を注ぐこと。親ができるのは、その情熱を引き出すサポートです。そして、その器に注がれるのが「サッカーが好き」という純粋な気持ち。無理に頑張らせるのではなく、「好き」という感情を育てる関わりが、親にとって何より大切なのです。
2. プロに学ぶ“生活習慣”が育てる自律と継続力

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