- 投稿日:2025/08/06
- 更新日:2025/09/30

こんにちは。
今回は《守る力=健康を守る知恵》として、「熱中症」について私の実体験をもとにお伝えします。
7月下旬のある日、私は屋外作業中に熱中症を発症し、結果的に救急搬送される事態になってしまいました。
この経験を通して強く実感したのは、無理は禁物。命を守るための備えと行動が大切だということ。
「まだ大丈夫」が命取りになる前に。
どんな症状が出たのか、どんな対策が必要なのか、これからの暑さを乗り切るためにシェアさせていただきます。
◆ 実際に起きた「熱中症」の一部始終
▶ 7月26日(土)午前中
気温の高い日、私はエンジン式の草刈り機で1時間ほど屋外作業をしました。
開始前に水分補給(アクエリアス)もしていたのですが、休憩を取らずに続けてしまい、その後に枝切り作業まで…。
自分でも「ちょっと変だな」と感じていたものの、止めるタイミングを逃してしまったのです。
帰宅後も特に異変はなかったのですが、翌日〜翌々日にかけて症状が徐々に悪化。
お腹の不調
立てなくなるほどの体力低下
めまい・ふらつき・意識のぼんやり感
救急車搬送中は目も開けられないほどの状態に
私自身、人生初の救急搬送となり、「これは本当に危険な状態だった」と実感しました。
◆ 熱中症対策に必要な「守る力」
☑ 1. 無理をしない勇気を持つ
「もう少しだけ頑張ろう」は禁物。特に屋外作業は朝の早い時間か、可能な限り避けること。
暑さが厳しい時期は「休む勇気」が命を守ります。
☑ 2. 喉が渇く前に、こまめな水分補給
「喉が乾いた」と思った時にはすでに軽度の脱水が始まっていることも。
特にスポーツドリンク・経口補水液(OS-1)・味噌汁・梅干しなどで、塩分やミネラルも意識的に補給を。
☑ 3. 高温下での作業は1時間以内&必ず休憩
私は1時間連続で作業してしまったことが直接の引き金になりました。
15〜20分ごとの休憩と水分補給が理想です。
◆ 熱中症予防におすすめの食べ物・飲み物
【食べ物】
バナナ・すいか・メロン・柑橘類:水分・カリウム・ビタミン補給に
豚肉・大豆製品:ビタミンB1で疲労回復
梅干し・塩昆布・浅漬け:塩分&ミネラル
トマト・きゅうり:水分の多い野菜でミネラルも豊富
ヨーグルト・乳製品:カルシウム・ビタミンDの補給
【飲み物】
経口補水液(OS-1):最も推奨されるバランス飲料
スポーツドリンク:大量の発汗時に
味噌汁・スープ:水分と塩分を同時に補える
麦茶・水:こまめな補給に基本。冷たすぎないものがベター
◆ 避けたほうがよい飲み物
コーヒーや緑茶などのカフェイン飲料:利尿作用で脱水を促進する可能性あり
アルコール類:利尿作用&体温調節を妨げるリスクあり
◆ まとめ:私が実感した「守る力」
「大丈夫だろう」の慢心を捨て、こまめな水分&塩分補給を習慣に
無理をしない・頑張りすぎない勇気を持つこと
家族や周囲との連携も含めて「命を守る選択」がとれる体制を
熱中症は突然やってきますが、備えることで防げるリスクです。
健康を守ることは、自分だけでなく、家族や大切な人を守ることにもつながります。
どうか皆さんも、この夏はくれぐれもご自愛ください🌿