- 投稿日:2025/08/12

1. はじめに — 「聞く」ではなく「聴く」ということ
フェスでスマホ利用相談員としてボランティアに参加しました。正直、最初は緊張しており、うまくアドバイスができるか不安でいっぱいでしたが、一人、二人と対応しているうちに気が付きました。
「これは、本質的には私が治療室で行っていることと同じだ」
それは、相手に興味を持ち、困りごとを丁寧に引き出し、寄り添いながら必要なサポートをするという点で、まったく同じプロセスだったのです。
「傾聴」という言葉が私の中で、より一層重みを持つようになりました。
2. 傾聴がすべての仕事に通じる理由
傾聴は、どんな職種でも共通する土台です。
営業でも、医療でも、教育でも、カウンセリングでも、そして日常の人間関係でも。
なぜかというと、人は「理解されたい」「認められたい」という欲求を本能的に持っているからです。
そして、その欲求を満たす最初のステップが「傾聴」だからです。
もし傾聴を飛ばして解決策だけを提示すれば、相手は「わかってもらえなかった」という不満を抱えます。
逆に、傾聴をしっかり行えば、まだ解決していなくても信頼が生まれ、結果的に提案も受け入れられやすくなります。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください