- 投稿日:2025/08/14

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要約
高配当株は購入後こそ真価が見える。増配や長期保有で実質利回りが伸びる。一方、暴落は短期調整と景気後退を見極め、景気サイクルと企業の新陳代謝を意識して対応することが重要。
はじめに
投資を始めたばかりの頃は、画面に並ぶ数字や株価の動きに一喜一憂しがちです。
特に高配当株投資では、「配当利回り」の数字が魅力的に見えますし、株価暴落時には「チャンスだ!」という声もよく聞きます。
でも、その数字や状況を正しく理解できていないと、せっかくの投資判断が間違った方向に行ってしまうこともあります。
今回は、高配当株の利回りの本当の意味と、暴落時の正しい見極め方を初心者向けにまとめました。
高配当株──利回りの本当の見方
「購入前の利回り」と「保有中の利回り」
高配当株投資では、まず証券画面に表示される配当利回り(現在の株価基準)を参考にします。
これは「今この株を買ったら、年間どれくらい配当がもらえるか」を示す数字です。
一方、株を買ってからは自分の購入単価基準の利回りを見るのが大切です。
たとえば──
1株1,000円で購入、配当50円 → 利回り5%
数年後に配当が70円に増配 → あなたにとっての実質利回りは7%にアップ

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