• 投稿日:2025/08/16
  • 更新日:2025/10/09
【福祉】就学奨励費ってなに?

【福祉】就学奨励費ってなに?

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桜 梅子@サブカル療育論noteで発信

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この記事は約4分で読めます
要約
障害あるお子様が小学校にあがる前に知っておきたい制度 それが″就学奨励費″ 詳しく読みやすい形で書いているのでご参考にしてください。

申請方法とメリット・注意点まとめ

こんにちは、🌸桜🌸です。

「就学奨励費」という制度をご存じですか?
特別支援学校や特別支援学級に通うお子さんが、安心して学校生活を送れるように、学用品や給食費などを補助してくれる制度です。

本来は、学校や自治体から案内されるはずのこの制度。
ところが、私がこの制度を知ったのは──ある日、ママ友との何気ない会話の中でした。

IMG_2361.jpegIMG_2362.jpeg🔜 ここからは、この就学奨励費の対象・申請方法・メリットと注意点を、わかりやすく解説します。
「うちはもらえるのかな?」と思った方は、ぜひ読み進めてみてください。

1. 就学奨励費とは

就学奨励費(正式には「特別支援教育就学奨励費」)は、障害のあるお子さんが経済的な理由で学びをあきらめないように、学校生活に必要なお金を補助してくれる制度です。

2. 対象となる費用(例)

・ 学用品費:ノート、鉛筆、色鉛筆、絵の具、算数セットなど
・通学用品費:ランドセル、通学カバン、レインコートなど
・給食費:学校給食の費用
・ 修学旅行・校外学習費:旅行代、宿泊費、交通費
・ 通学交通費:電車やバス代(条件あり)
・ 特別な学習に必要な物:作業着、実習道具など

3. 対象になる人

・ 特別支援学校(小学部・中学部・高等部)に通うお子さん
・ 小・中学校の特別支援学級に通うお子さん
・ 通常の学級に通いながら、特別支援のための通級をしているお子さん(自治体による)

💡前年の世帯収入によって、
• 全額支給
• 一部支給
• 対象外
が決まります。

4. 自治体ごとの主な違い(例)
IMG_2364.jpeg
5. 申請の流れ

1. 学校から案内が届く(多くは4〜5月)
2. 申請書を記入
3. 前年の所得証明書を添付(課税証明書など)
4. 学校に提出(→教育委員会に送付)
5. 審査・決定
6. 年1〜数回に分けて口座に振込

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6. 申請書記入例(イメージ)

申請者(保護者)
氏名:山田 太郎
住所:〒123-4567 東京都〇〇区〇〇町1-2-3
電話番号:090-1234-5678

対象児童生徒
氏名:山田 花子
学校名:〇〇特別支援学校 中学部
学年:2年

振込先
金融機関名:〇〇銀行
支店名:〇〇支店
口座番号:1234567
口座名義:ヤマダ タロウ

7. メリット

・ 学校生活に必要な費用が減る
・ 条件によっては給食費や修学旅行費も補助される
・家計に余裕ができ、活動の幅が広がる

8. 注意点

・所得制限で対象外になることもある
・ 自治体ごとに対象や上限が違う
・ 支給は後日まとめて(即時ではない)
・毎年申請が必要(自動では継続しない)

就学援助との関係

就学援助は、経済的な理由で学校生活に必要な費用を負担するのが難しい家庭に対して、市区町村が補助を行う制度です。
小学校・中学校に通うお子さんが対象で、特別支援の有無は関係ありません。

主な補助内容(例)

学用品費(ノート、鉛筆、文房具など)

通学用品費(通学カバン、雨具など)

給食費

修学旅行費

通学交通費(条件あり)

申請の流れ(一般例)

学校または市区町村の教育委員会から案内が届く

申請書に記入し、収入が分かる書類を添付

学校または役所に提出

審査後、補助金が支給される(年数回に分けて)

併用はできない

就学奨励費と就学援助は、どちらも「学校生活に必要な費用を補助する」目的が同じため、両方を同時に受け取ることはできません。

特別支援学校・特別支援学級に通う場合
→ 「就学奨励費」のほうが対象や金額が手厚いことが多い

通常学級に通う場合(特別支援対象でない場合)
→ 「就学援助」を利用する

💡 ポイント
どちらが有利かは自治体や家庭の状況によって異なります。
申請前に、市区町村の窓口で両制度の支給内容を比較してから選ぶと安心です。

まとめ

就学奨励費は、お子さんの学びの機会を守るための制度です。
対象になるかどうかは、まずは学校や市区町村の窓口に相談しましょう。
年間で数万円〜十数万円の助けになることもあります。

最後まで読んで頂きありがとうございました🙇‍♀️

#福祉
#就学奨励費
#障害児
#発達障害

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