- 投稿日:2025/08/17
- 更新日:2025/08/17

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要約
ジャズの特徴のひとつ スイング は、文化が交わる街アメリカ合衆国のニューオリンズから生まれました。
本記事では、その歴史と背景をわかりやすく解説します。
BGMにジャズでも流しながらお読みください!
アメリカ・ニューオリンズ発祥のスイングとは?
ジャズは「即興」「スイング」「コール&レスポンス」といった特徴を持つ、自由で個性的な音楽です。
この記事ではその中でも、ジャズをジャズたらしめる最大の要素のひとつ 「スイング」 に焦点をあてます。
舞台はジャズ発祥の地、アメリカ南部の港町 ニューオリンズ。この街の歴史と文化が、どのようにスイングを生み出したのかを一緒に見ていきましょう。
ニューオリンズという街が育んだ音楽
ジャズの発祥地として知られるニューオーリンズ。この街がなぜジャズの聖地となったのかを理解するには、まずその地理的位置を知る必要があります。
ニューオーリンズは、アメリカ南部メキシコ湾に面した港町で、何よりも重要なのはミシシッピ川の河口に位置していることです。ミシシッピ川はアメリカで2番目に長い大河で、カナダ国境付近からメキシコ湾まで、アメリカ大陸を縦に貫いています。この川の両岸に広がる大農業地帯の収穫物は、川を下ってニューオーリンズに運ばれ、そこから海外へと輸出されていました。

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