- 投稿日:2025/08/19

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こんにちは、内科医のスズカです。
夏休みって、うれしいですよね。
朝はゆっくり寝られて、夜は花火にお祭りに、家族旅行。
子どもたちにとっては特別な季節です。
でも──
「寝るのが遅くなって、起きられない」
「お昼までゴロゴロして、なんとなくダルそう…」
そんなお子さんの“生活リズムのゆらぎ”を感じているご家庭も多いのではないでしょうか。
とくに、長期休暇中の「夜型生活」は、子どもの体と心に静かに影響を与えます。
今回は、「夏休みの夜更かし」がもたらす変化と、「リズムを戻すタイミング」、
親子でできる“朝のリセット習慣”について、医学的な視点からわかりやすくお伝えします。
夏にリズムが崩れやすい理由
夏になると、子どもたちの睡眠や活動のリズムが崩れやすくなります。
その背景には、からだの“時計”をつかさどる仕組み(概日リズム)が、
夏の環境に大きく影響を受けることがあります。
1. 日が長くなることで、メラトニンの分泌が遅れる

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