- 投稿日:2025/08/20
- 更新日:2025/09/30

夏の車内って、本当にサウナみたいですよね。
外気温が35℃を超える日、「どうせなら一気に冷やしたい!」と思って、つい 23℃くらいに設定してしまうことはありませんか?
でも最近、「このエアコンの使い方ってガソリン代にどのくらい影響しているんだろう?」と気になり、調べてみたんです。
🔍 エアコンの仕組みを知ると納得
車のエアコンは、家庭用とはちょっと違って「冷やした空気をヒーターで調整する仕組み」になっています。
つまり、低い温度(23℃など)に設定するとコンプレッサーがフル稼働して燃費が悪化しやすいんですね。
逆に、26〜27℃くらいに設定すると、目標温度に達したあとはコンプレッサーが休む時間が増えるので、ガソリン代にも優しい使い方になります。
📊 実際にシミュレーションしてみました
せっかくなので、「常に23℃でガンガン冷やす」と「最初に熱気を逃がしてから27℃前後にする」とでは、月のガソリン代にどのくらい差が出るのかを計算してみました。
前提条件はこんな感じです👇
ガソリン:¥170/L
基準燃費:15 km/L(エアコンなしの場合)
月間走行距離:500 / 800 / 1000 / 1500 km
エアコンの使い方による燃費悪化率(目安)
A) 常時23℃で強め冷房 → +15%
B) 換気してからAUTO 26〜27℃ → +7%
C) 一時的に急冷(23℃)→すぐ27℃に戻す → +10%
💰 月間の追加コスト(円/月)
【月間の追加コスト(円/月)】
走行距離 A) 常時23℃ B) 換気→26〜27℃ C) 急冷→27℃
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500km +850円 +397円 +567円
800km +1,360円 +635円 +907円
1000km +1,700円 +793円 +1,133円
1500km +2,550円 +1,190円 +1,700円
✨ 私の気づき
「ちょっとの温度設定の違い」でこんなに変わるんだ!と正直びっくりしました。
もし月1000km走るとすると、23℃設定と27℃設定で月に約900円の差。
年間だと1万円以上。これって結構大きいですよね。
もちろん快適さも大事なので、私は最近、
乗った直後は窓を全開にして熱気を逃がす
どうしても暑いときだけ一瞬23℃にして急冷
その後はAUTOで27℃前後
という使い方にしています。
これなら体感も快適で、ガソリン代も抑えられて一石二鳥です。
✅ まとめ
エアコンは設定温度を少し高めにするだけで“貯める力”がアップ。
月々の差は数百円〜千円単位、年間だと1万円以上。
暑い夏こそ「快適さ」と「節約」のバランスを意識してみると◎。