- 投稿日:2025/08/23
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こんにちは、内科医のスズカです。
「「夜、暑くて何度も目が覚める…」
「エアコンをつけたまま寝ると朝だるい。でも切ると寝苦しくて…」
──そんな“夏の夜の寝づらさ”、あなたも感じていませんか?
じつはこの「眠りの質の低下」が、夏バテの大きな引き金になっていることがあります。
睡眠中は、心と体を整えるための“修復タイム”。
ところが、夏は気温・湿度の調節が難しく、寝つきにくい・眠りが浅い・何度も起きる…といった状態になりやすい季節です。
その結果、自律神経がうまく働かずに、朝のだるさ・日中の集中力の低下・食欲不振・疲れやすさ、など、まさに「夏バテ」の症状へとつながってしまいます。
今回は、「夏の睡眠」と「夏バテ」の深い関係を、やさしく解きほぐしていきます。
夏の夜、眠りが浅くなる最大の理由とは?
眠りが浅くなる一番の原因──それは「体温調節の乱れ」です。
人は本来、眠りに入るときに深部体温(内臓の温度)をゆるやかに下げることで、自然な眠気を得ています。ところが、夏はその「放熱」がうまくいかなくなりがち。
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