- 投稿日:2025/09/25
- 更新日:2025/10/10
『結論』処分費用はかかる!
売れるのかな?と思っていたけど、大前提費用は発生します。
費用が発生しないケースとして、ホイールに価値があれば費用と相殺して0円~で買い取ってもらえる。ということです。
売れない理由のひとつは、店舗側は中古で取り扱うにはリスクが大きすぎるから!
買取だと利益が残りずらくなる為、0円~処分代での対応となることがほとんどです。
タイヤは一般的なゴミとしては捨てられません。一般廃棄物です。
これは、タイヤがゴムと金属の複合製品であり、適切なリサイクルや処分が必要だからです。その為、粗大ごみで処分をしてもらえないところがほとんどです。
なので、ガソリンスタンドや整備工場、カー用品店などで処分を依頼するのが一般的になります。
気になる費用ですが、処分料は 1本あたり数百円〜1,000円程度 が相場です。
例えば、4本セットの普通車用タイヤを処分する場合、2,000〜4,000円ほどかかるのが現実です。
タイヤには価値があるのか
あります!
けれども、資産価値にするには条件が多くてほとんど負債になってしまうことが多いです。
「まだそこまで使ってなくて、凹凸も多いし、買い取ってもらえるかな?」
「ちょっと傷はあるけど、年式は新しいから買い取ってもらえるかも」
自分の車のタイヤがお金に変わったらいいなと少し期待してませんか?
私も社長とお客様のやり取りを聞いて、「まだ全然使えそうなのにお金を出して買い取らないんだ」と思っていたことがあります。
引き取る側はどんな目線で考えてるか、社長に聞いたことをまとめてみました。
タイヤ引き取りの商流とは
「使えるかどうかの確認がめんどくさい」
商売としてめんどくさいってどうゆうこと(笑)
と思いましたが、話を聞くと確認ポイントが複数ありました。
①タイヤとホイールを外して、修理痕がないか、釘が刺さってないか等、中から見る(傷つけないように丁寧に外して、扱うのがめんどくさい)
↓
②空気が漏れていないかのチェックをするためにホイールにはめなおす(また傷つけないように扱うのがめんどくさい)
↓
③チェックするには時間を置かなければいけない(置く場所どうしよう。邪魔だな)
↓
④数日置く為に預かると、クレームを言われるリスクがある。渡したときは使えたのに預けたら使えなくなってる等(クレームいわれてまでやりたくない。めんどくさいな)
めんどくさい。がたくさんあって結論割に合わないそうです。
一般的にタイヤとホイールをつけ外しだけでも、工賃でお金を取るところがほとんどです。(1本あたり500〜1,000円程度の脱着工賃)
つまり、確認するだけで、お金がどんどんかかるので、もし仮に、タイヤ自体がいい状態でも、本当にいい状態なのかを確認するだけでも費用が発生してもおかしくないんです。
確認するのを無料でやって、売るのやめますといわれたら・・・手間暇返せ!って叫んじゃいますよね。
中古タイヤを手間暇かけて買い取って、高く売ってたら・・・。消費者はいくらなら納得するでしょうか?高すぎると新品と変わらないなら新品で買おうとなる人が大半かと思います。
なのでタイヤの状態にかかわらず、買取は不可になるところが大半です。
ホイールは価値があるのか
あります!!!
なぜなら『価値のある資源』だからです。
特にアルミホイールは資源買取価格が高いです。
1kg=230~300円の相場で買取ってくれる業者が多いです。
アルミ二ウムの相場は日々変動するので、買い取り相場の変動はもちろんします。なので、アルミホイール付きのタイヤは買い取ってもらえるもしくは、タイヤの処分と相殺して無料で引き取るよ=0円となるのです。
もちろんホイールのみの場合は資源買取業者が買い取ってくれるので、これが唯一の「売れる」価値ある状態ですね。
スチール(鉄)タイヤも価値はあるが、買取価格がアルミの10分の1の為、処分費と分離作業工賃を考えると、引取りにお金がかかってしまいます。
どんなタイヤでも工賃がかかる
「アルミホイールなら売れるかも!」と思ったとしても、実際には大きな壁があります。
それが タイヤとホイールの分離作業 です。
ホイール単体で査定してもらうためには、タイヤを外す必要があります。
しかしこの作業は専用のタイヤチェンジャーという機械が必要で、個人では簡単にできません。(手組でも専用工具と時間がかかります。)
整備工場やタイヤ専門店に依頼すると、1本あたり500〜1,000円程度の脱着工賃 がかかるのが一般的です。
つまり、買取でお金になるはずのアルミホイールも、取り外し工賃を考えると「結局トントンかマイナス」という結果になってしまうことも少なくありません。
さらに大きいタイヤにはそもそもの工賃が高いというデメリットもあります。なぜ高くなるのか?
それはつけ外しが大変だからです。
小さいタイヤ(15インチ以下)なら一人でもできるが、大きいタイヤ(16インチ以上)では一人でやるには重労働。二人でやると楽ちん。でも二人分の人件費が上乗せされる=工賃がか高くなる。となるのです。
もちろん一人で取り外しができる補助付きの機械もありますが、補助付きの機械は高い=工賃が高くなる為、サイズの大きいタイヤは工賃が高くなる。ということです。
また薄いタイヤも同様です。取りはずしが大変な為、別途料金が高くなることがありあます。
見た目にこだわったりすると、なんでも高くつきますね。
タイヤとホイールの処分費用は?
お店によってだいぶばらつきがあることがわかりました。
タイヤ専門店は引取り条件が細かく分かれているのに、割高だと感じます。
純粋に処分するだけなら、カー用品店が一律で引取りなので、
知識がない人にはお勧めです。
中古タイヤショップは中古専門店ということで、ホイール付きなら一番コスパがいいと感じました。
アルミホイールだとさらに無料引取りで処分代がかからないですね!
廃タイヤのみなら、大手のカー用品店が最安値ですが、一般的にホイールが外れたタイヤを処分することは考えにくいですね。
家の近くに中古タイヤ専門店があれば、
問い合わせてみる価値はあると思います。
*私の地域で調べた情報です。参考程度にお店に問い合わしてください。
タイヤ&ホイールは値段がつきにくい
お店での買取は現実的ではないが、それでもお金に換えたい!
という方は、メルカリやジモティーなど直接やり取りで、値段をつけるのがいいとは思います。しかし業者が買取をしたがらない商材の為、売った後にトラブルになりやすいと思います。なので、売る際は注意が必要ですね。
買う側も、中古にはリスクがあることをしっかり理解して購入をしてもらえたら、販売者側もそのリスク分を料金に上乗せせずに販売できる業界なるのになと思い、初投稿してみました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。