- 投稿日:2025/08/26
- 更新日:2025/09/29
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「ランクルってカッコいいし憧れるけど、燃費どうなの?」
こう思ったことがある人、多いはずです。
私は2019年式のランドクルーザー150プラド(TX-L ディーゼル)に乗っています。
オフロードにも強く、日常の相棒としても活躍してくれるこのクルマ。今回は、日常使いから高速道路までのリアルな燃費と乗り味をレポートしてみます。
結論から言うと「燃費の数字だけ見れば他のSUVに軍配。でも、プラドは“燃費以上の満足感”を与えてくれるクルマ」なんです。
通勤での燃費は?(片道25km・往復50km)
私の通勤は片道25km。平日はほぼ毎日、プラドで走っています。
ルートは前半が市街地、信号も多くストップ&ゴーが多め。ここではやはり燃費は伸びにくいです。ですが後半に差し掛かると、だんだん田舎道に入って信号が減り、流れに乗って走れるようになります。
この前半・後半の違いで、燃費の伸びがハッキリと分かるのが面白いところ。
トータルで見ると、通勤燃費は だいたい10.3km/L前後 に落ち着きます。
ディーゼルエンジンのトルクがあるので、ストップ&ゴーでもストレスが少なく、車体が重いぶん安定して走れるのも魅力。
毎日の通勤がただの移動じゃなく、“余裕を持って運転できる時間”になっています。
週末のお出かけと近所の買い物
通勤だけじゃなく、週末は家族との買い物やちょっとしたドライブにも使っています。
ただしここで燃費に差が出ます。
近所の買い物 → エンジンが温まる前に着くので 4〜6km/L になることも。
長距離ドライブ → 高速道路や郊外だと一気に伸びて 12〜13km/L台 も余裕。
極端に違う結果になるのもプラドの特徴です。特に買い物燃費の悪さは「あるある」ですが、逆に遠出したときの伸びは本当に気持ちがいい。
高速巡航は安定感バツグン
私の場合、85〜90km/hをクルーズコントロールで巡航すると、驚くほど燃費が伸びます。
だいたい 13〜13.5km/L が出ます。
車体が重く、どっしりしているので安定性は抜群。横風や路面のうねりでもブレないし、目線も高いから安心感があります。前席はシートの硬さも程よく、長時間の運転でも疲れにくいです。
後席については、リジッドアクスル(車軸懸架)のため多少の突き上げはありますが、「悪路に強い構造」と考えれば納得できる範囲。むしろ大人数での移動でも十分快適です。
タイヤで燃費は変わる
現在履いているのは トーヨータイヤ・オープンカントリーRT(265/70R17)。
空気圧は少し高めの 310kpa に設定し、こまめにチェックしています。
このRTタイヤは見た目の迫力もあってお気に入りですが、燃費に関してはやや不利。
以前ATタイヤを履いていたときは、燃費が +0.5〜0.8km/L程度良かったです。
つまり、「燃費だけを重視するならATやHTタイヤの方が有利」。
でも、悪路走破性やデザインを楽しみたいならRTやMTも十分アリ。ここはオーナーの価値観次第ですね。
燃費を維持するために心がけていること
燃費を語る上で外せないのが“メンテと運転の工夫”。私が意識しているのは以下の点です。
エンジンオイルは5,000kmごとに交換(ディーゼルはこれ必須!)
空気圧の点検はマメに、ローテーションも忘れずに
アクセルはじわっと踏む、先読み運転を意識
不要な荷物は下ろして軽量化
この4つを守るだけでも、燃費の安定度はかなり違います。
まとめ 〜燃費以上の価値〜
実燃費としては、
通勤:10.3km/L前後
買い物:4〜6km/L
高速巡航:13〜13.5km/L
といった感じ。数字だけで言えば、もっと燃費のいいSUVはいくらでもあります。
でも、プラドの魅力はそこじゃないんです。
「どこへでも行ける安心感」「走りの安定」「乗っていて楽しい」という満足感。燃費という数字を補って余りあるものがあります。
燃費だけで語るなら割に合わないかもしれません。
けれど、プラドに乗ると日常の通勤が少しだけ冒険になり、週末のドライブが特別な時間になる。そんな不思議なクルマです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。完全にニッチ記事です笑