- 投稿日:2025/08/27
- 更新日:2025/10/07

こんにちは!管理栄養士のそらです!
私は2017年に社会人で通信制大学院に入学し、子育て・第二子の出産・仕事復帰を経て、3年間かけて修了しました。
大学院で得られたことは本当に多かったのですが、その一方で「失ったもの」も少なくありません。
この記事では、社会人で通信制大学院に通って失ったものについて、私の実体験をもとにまとめてみました。
家族や子どもとの時間
授業は土曜日(たまに日曜)がほとんどでした。始発の新幹線で東京まで通学し、朝9時から夕方5時まで授業、帰宅は夜…というスケジュールでした。
通信制とはいえ課題やレポートも多く、授業のない日も土日がつぶれることも・・・。
結果、旦那や子どもとの時間は大幅に減少しました。
子どもと遊びたいのに、私は横でレポート。子どもにはアンパン◯ンを見せながら、私はパソコンとにらめっこ…。そんな時間も多かったです。
友達との時間
勉強に追われて、友達と会う機会も激減。
遊びに誘われて「行きたいけど行けない!!」という状況が続くと、だんだん誘われなくなってしまいました。
友達は大事に! と声を大にして言いたい!
旅行や遊びの時間
フルタイム勤務(月~土)+課題に追われる日々。
休みの日は「どこかへ行きたい!」よりも「とにかく寝たい!」の気持ちが強く、旅行は年1回あるかないか。遊びも月に1回行ければ良い方でした。
遊びに行っても頭の片隅では「締め切りが…論文が…」と考えてしまい、遊んでいても心から楽しめなかったのを覚えています。
お金
入学金・授業料だけで約150万。さらに交通費などで総額は約217万ほど。
往復2万円の交通費が毎回かかるので、「このお金があれば海外旅行行けたなぁ」と思いつつも、自分への自己投資と割り切っていました。
学費を払うために、美容や買い物は節約の日々。
女子力の低下(女を捨て気味に…)
節約生活の結果、美容やファッションは二の次に。
美容院は年1回
髪は染めず黒髪に
服は古着オンリー
正直、「女を捨て気味」でした…。
ただし他の大学院生はちゃんとおしゃれしていたので、これは私だけかもしれません笑
まとめ:失ったものも多いけれど、得られるものも大きい
社会人で通信制大学院に通って失ったものは――
家族や子どもとの時間
友達との時間
旅行や遊びの時間
お金
女子力(?)
こうして並べるとネガティブに聞こえるかもしれません。
でも、「今」学びたいという気持ちを優先してよかったとも思っています。
教授からも「社会人の大学院は行こうと思ったときが行き時」と言われました。1年先延ばしにして家族が病気になったら、自分が怪我でもしたら、大学院どころではないので、今通えていることに感謝をしなければと思いました。
確かに大変でしたが、専門知識を得られたことや「前に進んでいる実感」は、失ったもの以上に大きな財産です。
もし「社会人で通信制大学院に行こうか迷っている」という方がいたら、この体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。