- 投稿日:2025/08/27
- 更新日:2025/09/29

はじめに:そもそもテストライティングって何?
テストライティングとは、
『Webライターさんにお試しで1記事書いてもらうこと』
です。
お試しで1記事書いてもらって、良いと思ったら継続的に案件を依頼します。
テストライティングは普通よりも低い報酬でお願いすることが多いです。
たとえば通常は文字単価1円のところ、0.5円でお願いする、といった感じ。
テストライティングを行うクライアント側のメリットとしては、
・腕の良いWebライターさんを効率的に見つけられる
・低い単価で依頼することで、金銭的な損失を減らせる
といったものがあります。
テストライティングに落ちる=Webライター失格じゃない
テストライティングでクライアントは、Webライターの実力を判断しています。
・ちゃんとWeb記事の基本に従って書けるか
・最低限の文章力はあるか
・社会人としてのマナーがしっかりしているか
・納期を守れるか
こういうところを見ています。
そんなわけで、テストライティングに落ちると、落ち込んでしまう方も多いんじゃないかと思います。
「私ってWebライター向いてないのかな…」
「テストライティングに落ちるってことは、才能ないんじゃ…」
でも、実際はそんなに落ち込まなくて大丈夫です!
だって、
💡ほとんどのWebライターがテストライティングに落ちた経験がある
💡テストライティングに落ちるのは、いたって普通のことである
ですから。
テストライティングに落ちる=Webライター失格じゃありません!
私も、最初の1年目は、テストライティングに落ちまくっていました。
なんなら、受かった回数よりも落ちた回数の方が多かったと思います。
『テストライティングは落ちて当たり前』
こんな風に考えて、自分を過剰に責めるのは止めましょう。
大丈夫です。あなたはWebライター失格なんかじゃありません。
テストライティングに落ちても落ち込まなくて良い理由
『なんでテストライティングに落ちても自分を責めなくて良いのか?』
理由は主に3つあります。
①倍率がめっちゃ高い場合もある
②落ちた理由が実力とは限らない
③落ち込んでいてもどうしようもない
ひとつひとつの理由について詳しく解説しましょう!
①倍率がめっちゃ高い場合もある
案件によっては、テストライティングの倍率がめっちゃ高い場合もあります。
たとえば、
・50人のライターさんにテストライティングを受けてもらった
・しかし、採用するライターさんは3人だけ
このような場合だってあるのです。
落ちる人の方が圧倒的に多いわけです。
採用した3人以外、残りの47人はWebライター失格なのか。
そんなはずはありませんよね。
特に初心者の場合、倍率が高いと落ちても仕方がないと言えます。
②落ちた理由が実力とは限らない
テストライティングに落ちた理由が、自分の実力にあるとは限りません。
たとえば、
・どのライターを採用するかすでに目星が付いていた
・予算不足などの理由で新しく採用するのを止めた
このような理由で落ちる場合もあります。
テストライティングは”基本的には”、Webライターの実力を確かめるためのものです。
でも、こんな理由で落ちる場合だってあるわけです。
それだったら、自分も責めても仕方がないですよね。
③落ち込んでいてもどうしようもない
テストライティングに落ちた理由は、基本的に知ることができません。
なぜなら、
・ほとんどのクライアントは、落ちた理由を教えてくれない
からです。
理由が分からないのに落ち込んでも、仕方がありません。
気持ちを切り替えて、次の案件に応募することが大切です。
💡特に最初のうちは、とにかくたくさんの案件に応募する必要があります
💡実績がない状況で案件を獲得するのは、ぶっちゃけ、めっちゃ大変です
💡たくさん応募しないことには、案件を獲得できないのが現実です
テストライティングの合格率を上げるには?
ここまで解説した通り、テストライティングは落ちても落ち込む必要はありません。
でも、
「そうは言っても、少しでも合格できるようになりたいよ……」
って思う人も多いかと思います。
そこで、テストライティングの合格率を上げる方法も紹介します!
①Web記事の基礎に忠実に従う
②レギュレーション違反がないか確認する
③コピペチェックを行う
④なるべく早めに納品する
このあたりは最低限意識しても良いでしょう。
しかし、このあたりがちゃんとしていても、別に落ちるときは落ちます。
その点を頭に入れておくと、あまり落ち込まずにすむかと思います。
ひとつひとつのポイントについて詳しく解説しましょう!
①Web記事の基礎に忠実に従う
テストライティングで作成する記事は、Web記事の基礎に忠実に従うことが大切です。
基礎ができていないと、クライアントに次のように思われてしまいます。
「このライターさんに、基礎を教えるのは大変だなー」
「教育コストがかかるから、他のライターさんに依頼しようかな」
このように思われてしまうと、採用されるのは中々難しくなります。
・リード文の書き方
・タイトルや見出しの付け方
・PREP法などのフレームワークの使い方
このような基礎をしっかり学ぶことが、合格率を上げるうえで大切です。
②レギュレーション違反がないか確認する
テストライティングを行う際に、レギュレーション(記事を書く際のルール一覧)を渡されることがあります。
レギュレーションはしっかり読み込みましょう。
レギュレーションに違反していると、それだけで落とされてしまう可能性もあります。
案件によっては、レギュレーションの内容が、ちょっと変わっていることもあります。
・「ですます調」ではなく「である調」で書いてください
・「H4」の見出しは使わないでください
・記事のまとめ部分で「いかがでしたか?」は使わないでください
このようなルールが設けられていることも。
記載があるにもかかわらず、「いかがでしたか?」を使った場合、ちゃんとレギュレーションを読んでいないことが一発でバレてしまいます。
レギュレーション違反がないか、しっかり確認しましょう!
③コピペチェックを行う
作成した記事は、コピペチェックを行うことが大切です。
「え!? コピペなんかしてないよ。チェックする必要ないじゃん!」
って思うかもしれません。
しかし、
・コピペしていなくても、他の記事と似たような文章を偶然書いてしまう
ということがあります。
なにしろ、Web記事はこの世にたくさんあるわけですから。
そしてそれが、コピペとみなされてしまう恐れがあります。
なので必ず、コピペチェックを行いましょう。
コピペチェックを行う場合は、CopyContentDetectorを使うのがおすすめです。
④なるべく早めに納品する
できるだけ早めに納品することをおすすめします。
絶対ではありませんが、早めに納品することで、印象が良くなる場合があります。
「この人、文章は拙いけど、納品が早いのは良いなあ」
こんな風に考えてくれる可能性は、ゼロではありません。
納品が早い方が、クライアントは助かる場合が多いです。
スケジュールに余裕をもってチェック作業などができます。
できるだけ早く納品してくれるWebライターの方が、都合が良いのです。
まとめ:落ち込んでいても仕方がない。次行こう次
💡テストライティングは落ちても仕方ありません!
クライアントが、テストライティングに落ちた理由を教えてくれた場合は、それを改善すべきでしょう。
しかし、ほとんどのクライアントは理由を教えてくれません。
理由が分からないのですから、落ち込んでいても仕方がないです。
それよりも、たくさん案件に応募することが大切です。
そうは言っても、合格率を少しでも上げたいという方もいるかと思います。
そのような方は、
①Web記事の基礎に忠実に従う
②レギュレーション違反がないか確認する
③コピペチェックを行う
④なるべく早めに納品する
このあたりを意識して、テストライティングに挑んでみましょう!