• 投稿日:2025/08/31
  • 更新日:2025/09/30
守る力につながるITスキル💻

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江夏薫@12/10FP3級試験

江夏薫@12/10FP3級試験

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要約
インターネット機器が2台ある理由は「ONU(光信号を変換する入口)」と「ルーター(Wi-Fiを分配する機械)」。昔のモデムとの違いも知っておくと、トラブル対応や知識の守る力になります。

~ONUとルーターの違いを知ろう~

先日、主人からこんな質問がありました。
「うちってインターネットが2台あるの?」

我が家には“お弁当箱”のような機械が2つあります。ソフトバンク光を契約していて、どちらも「NTT」と書いてある機械。
ITに詳しくない方だと「これって同じものが2台?」と混乱しやすいですよね。

でも実はこの2台はまったく違う役割をしています。そして、知っておくことは 日常のトラブルから自分を守るITスキル につながるのです。

① ONU(光回線終端装置)

・「NTT」と書いてあることが多い

・光ファイバーで届いた信号を、家庭の機器が使える電気信号に変換する装置

・LANポートは1つだけ

・Wi-Fi機能はない

👉 インターネットの入口、光の信号を“翻訳”する機械。

💡 ONUって何の略?

ONUとは Optical Network Unit(オプティカル・ネットワーク・ユニット) の略です。
直訳すると「光ネットワーク装置」。
つまり「光回線の信号を、家庭のパソコンやルーターが使える電気信号に変換するための機械」です。

② ルーター(無線LANルーター)

・BuffaloやNEC、ソフトバンクなどのメーカー名が多い

・LANポートが複数ある

・Wi-Fiマークやアンテナがあることも

・家中にWi-Fiを飛ばして、複数の機器を同時につなぐ

👉 家族にネットを分配する役割。電気をコンセントで分け合うのと同じイメージ。

💡 モデムとONUの違いも知っておこう

実はONUは、以前「モデム」と呼ばれていた装置の“光回線版”です。

・ADSLや電話回線時代 → モデム(アナログ信号⇔デジタル信号を変換)

・光回線時代 → ONU(光信号⇔デジタルLAN信号を変換)

つまり役割の本質は同じで、どちらも「外の世界の信号を、家庭で使える形に変える装置」です。
時代が進み、電話線から光ファイバーに変わったことで、呼び名や仕組みも変わったわけです。

👉 こう伝えると分かりやすい:
「昔は電話線用のモデム、今は光回線用のONU。名前は違うけど“入り口の翻訳機”っていう意味では同じだよ。」

見分け方のポイント🔍

・「NTT」と書いてある → ONU

・Wi-Fiを飛ばしている → ルーター

┌───────────────┐
│ 📦 ONU(NTT) │ 光を電気に変える
└───────────────┘

┌───────────────┐
│ 📡 ルーター │ Wi-Fiを家中に分ける
└───────────────┘

守る力につながる理由

・トラブル時に「どっちを再起動すればいいか」が分かる

・サポートに電話するときも「ONUとルーターがあります」と説明できる

・「モデム=昔のONU」と知っておくと、世代を超えて話が通じる

こうした小さな知識の積み重ねが、ITトラブルから自分や家族を守る力になります。
初心者さんでも「インターネットが2台ある?」と疑問に思った瞬間こそ、ITスキルを育てるチャンスです✨

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江夏薫@12/10FP3級試験

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