- 投稿日:2025/09/03
- 更新日:2025/09/29
.png)
1.はじめに
会社をつくるときって、ほんまに決めることが多いです。
株式会社か合同会社か、会社名、本店所在地、決算月、役員、資本金…
そして避けて通れないのが 「登録免許税」。
株式会社15万円~、合同会社6万円~、て金額にびっくりしたのを
今でも覚えてます。
でも実は、この税金を半額にできる方法があるんです。
わたし自身がやって、しっかり節約できた方法をご紹介します。
2.登録免許税っていくらかかるの?
法務局に会社設立の登記をする際に「登録免許税」がかかります。
まずはこの金額がいくらになるのか。
具体的な金額で計算してみましょう!
◉ 株式会社の場合
<通常>
資本金 × 0.7%
ただし15万円に満たないときは一律15万円
(例)
資本金300万円 → 2万1000円 → 最低税額により 15万円
資本金2500万円 → 17万5000円 → そのまま 17万5000円
<軽減措置を受けた場合>
資本金 × 0.35%(通常の半分)
ただし7万5000円に満たないときは一律7万5000円
(例)
資本金300万円 → 1万0500円 → 最低税額により7万5000円
資本金2500万円 → 8万7500円 → そのまま 8万7500円
◉ 合同会社の場合
<通常>
資本金 × 0.7%
ただし6万円に満たないときは一律6万円
(例)
資本金300万円 → 2万1000円 → 最低税額により 6万円
資本金2500万円 → 17万5000円 → そのまま 17万5000円
<軽減措置を受けた場合>
資本金 × 0.35%(通常の半分)
ただし3万円に満たないときは一律3万円
(例)
資本金300万円 → 1万0500円 → 最低税額により 3万円
資本金2500万円 → 8万7500円 → そのまま 8万7500円
3.どうやって半額にするの?
わたしが使ったのは、「特定創業支援等事業」を受けて、
自治体から証明書をもらうという方法。
地元の商工会議所に相談したら、
最初は「全4~5回のセミナー出席が必要」と言われました。
正直スケジュールが合わず、「これは無理かも…」と諦めかけたんですが、
実は裏ワザ的なやり方があって。
それが個別相談スタイル。
わたしの場合は「前職の経歴で知識ある」と判断されたため、
週1回30分を4回、担当者と雑談する形で修了扱いにしてもらえました。
証明書をもらうまでに2週間ほどかかりましたが、
そのおかげで登録免許税を大きく節約できたのは、
ほんまにありがたかったです!
4.注意点とポイント
✅️ 設立する市区町村が認定されてるか要確認
✅️ 証明書は登記申請書類と同時に法務局へ提出(後出しはNG)
✅️ 証明書をもらう時間が必要なため、設立希望日から逆算して動く
5.さいごに
会社設立って、思った以上にお金がかかります。
ましてや登録免許税の大小は設立できる会社に関係ありません。
※法務局の担当者が、この会社は登録免許税が最低金額だから、
手続きを後回しにしよう、なんてことは絶対にありません。
でも、設立初期のお金が出ていくばっかりの時期に
こういう制度を知ってるかどうかで、事業に回せるお金が増えます。
情報収集が得意じゃない方でも、
「とりあえず地元の商工会議所に問い合わせてみる」
って一歩を踏み出せば、意外と道が開けるもんです。
みなさんが会社を設立しようと思われた際に、
なんか設立費用が安くなることを書いてた記事があったような気がする
程度でかまいませんので、頭の片隅に置いといていただければ幸いです♪