- 投稿日:2025/09/12
- 更新日:2025/09/14

こんにちは。ほんおーと申します。
普段は病院で薬の説明や管理をしています。
今回は薬とお酒の飲み合わせについて解説しようと思います。
結論
基本的にお酒と薬は一緒に飲むと薬の作用を強めたり、悪酔いの原因になるのでNGです。
理由
1,分解するシステムが共通だから。
アルコールを分解するシステムと薬を分解するシステム、実は共通なんです。
そのシステムにもキャパシティがあります。
アルコールやお薬は体に入った後、肝臓で分解されて効力を失い、体外に排出されます。
単にアルコールだけを分解するのであれば、肝臓にとっても単純な作業になりラクです。
しかし、そこに薬が入った途端にキャパオーバーして薬の分解が遅れて作用が強まるほか、アルコールの分解も遅れるので、悪酔いの原因になります。
2,薬の吸収率に影響するから。
それだけではありません。
アルコールは油分を水に溶けやすくする作用も持っています。
世の中にある医薬品のほとんどは、油に馴染む成分でできており、アルコールと一緒に飲むことによって吸収率が上がります。

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