- 投稿日:2025/09/11
- 更新日:2025/09/16

■仮払い制度ってなに?
相続が始まって遺産分割の話し合いが終わる前でも、一定額を先に引き出して「葬儀費用」や「生活費」にあてられる制度です。
銀行によって細かいルールは違いますが、引き出せるのは「口座残高の3分の1」または「150万円まで」のどちらか小さい方が上限になっています。
☝️詳しい制度の説明は記事の最後にまとめています。
■実際に使ってみた結果
結論からいうと、私は使わなくてもよかったな…というのが正直な感想です。
理由は2つ。
☑️葬儀や入院費の費用は立て替えで支払うことが可能だったから(お金に余裕があった)
☑️相続の最終清算で「仮払い分」が差し引かれる仕組みを理解していなかった
たとえばこんな流れです。(金額や人数は例です)
・相続人:Aさん・Bさんの2人
・口座残高:1,000万円
・Aさんが仮払いで 150万円 を先に受け取る
(受け取ったお金は葬儀や入院費など、故人に関する支払いに使用)
・その後、銀行で相続手続きをすると…
👇計算はこうなります👇
「残高850万円+仮払い150万円=1,000万円」
これを2人で割るので、本来は一人 500万円。
でもAさんはすでに150万円を受け取っているので、振込は 350万円。
一方Bさんは 500万円 の振込。

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