- 投稿日:2025/09/12
- 更新日:2025/09/12

学生時代、成績が一番悪かったのは「美術」でした。
絵を描くのは苦手。
作品づくりの時間は、なんだか憂うつでしかなかった。
「表現なんて、自分には向いていない」
ずっとそう思い込んでいました。
けれど今の私は、写真や手書き文字を通して「表現」を仕事にしています。
日常のなかでふと心が動く瞬間。
名前のついていない記憶や、その人らしさがにじむ空気。
そうしたものを、そっと留めて、届けることに夢中になっています。
どうしてこんなに変わったんだろう。
その背中を押してくれたのは、2つの作品との出会いでした。
ひとつは、美術に青春をかける高校生を描いた 『ブルーピリオド』。
もうひとつは、仲間とともに“最高の映像”を追い求める 『映像研には手を出すな!』。
どちらも私に、「表現って楽しいかもしれない」と思わせてくれた作品です。
ブルーピリオド ── 心が揺さぶられる瞬間
主人公の矢口八虎は、美術なんて自分には関係ないと思っていた高校生。

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