- 投稿日:2025/09/17

お薬の袋には大体
「食後に飲んでください」って書いてます。
ここで皆さん、疑問に思いませんか?
「なんで食後なんだろう?」
「食事前や朝起きた時とかではダメなの?」
的を射た質問だと思います🎯
薬が「食後」なのはいくつか理由があります。
今回は薬剤師の視点から、わかりやすく解説していきます。
食後に飲む3つの理由
1, 胃を守るため
ロキソニンなどの解熱鎮痛薬や一部の抗生物質は、空っぽの胃に入ると胃を荒らしやすい性質があります。
空腹の胃はいわば”ノーガード”の状態です。そこにいきなりロキソニンが入ると、胃に直接ダメージが入ります。
そこで食べ物と一緒に飲むことで、胃を守る物質を出させることで胃にかかる刺激をやわらげることができます。
2,効きやすくするため
ビタミンA,D,E,Kなどの脂溶性ビタミンや脂質と一緒に吸収されやすい薬は、食後の方が効果を発揮しやすくなります。食物が体の中に入ると胆汁が分泌されて、吸収を助けてくれるためです。

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