- 投稿日:2025/09/14

🟩「いつかやらなきゃ」と思いながら、後回しにする現実
「母さん、最近よく『あれ、何しようとしてたっけ?』って言うよな」
そう感じたのは先月のことでした。父も75歳になり、腰も曲がって、階段の上り下りがつらそうです。
頭では分かっているんです。
「まだ元気だしなぁ。まあ、いいか。もう少ししたらやろう」となかなか踏み出せずにいます。
そうこうしているうちに、準備する時間もなくなります。
では、親の終活はいつ始めるべきでしょうか?
「今でしょ。」
🟩なぜ「今すぐ」始めるべきなのか
▶️介護・相続で使う制度は、意思表示能力が前提
以下のような終活の相談を聴くことがあります。
「親が急に物忘れがひどくなって、病院で認知症と診断されました。遺言書作ろうとしたのですが、司法書士に『有効な遺言書の作成は難しい』って言われて...」
残念ですが、自由度の高い対策(遺言・信託など)は難しくなり、成年後見制度(法定後見)の利用といった限られた選択肢しか残りません。

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