- 投稿日:2025/09/23

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要約
建設現場で15年、人を動かすのは理屈ではなく“感情”だと学びました。自分ごと化・承認・行動の見本が人を動かす心理の仕組みです。
キャッチコピー
人は理屈じゃ動かない。動かすのは“感情”だ――建設現場で15年、人をまとめてきた私が現場で叩き込まれた心理の真実を語ります。
本文
私は35歳、建設現場で職長として15年働いてきました。毎日が人との関わりであり、現場を円滑に回すためには「人の行動心理」を理解することが欠かせません。ここでは、私が実際に現場で学んだ「人がどうすれば動くのか」についてお話ししたいと思います。
1. 人は理屈より「感情」で動く
建設現場では、安全が第一です。私も最初の頃は、「ルールだから守ってください」「危ないから必ずやってください」と、理屈や規則で指導していました。ところが、口では「はい」と答えても、次の日には同じことを繰り返す人が多い。
あるとき私は言い方を変えました。
「昨日、近くの現場で落下事故があってね。もし君が同じことになったら、奥さんや子どもはどう思うだろう?」
すると、相手の表情が変わり、その場でヘルメットをしっかり被ってくれるのです。

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