- 投稿日:2025/09/30

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要約
アンガーマネジメントは、怒りの感情をなくすことを目指すのではなく、怒りとうまく付き合い、適切にコントロールするための心理的なトレーニングです。その目的は、怒るべきことには上手に怒り、怒る必要のないことには怒らないようになることです。
アンガーマネジメントとは、
人間にとって怒りは、自分自身を守るための自然な「防衛感情」であり、感じることは決して悪いことではありません。怒りのない人はいませんし、なくすことも不可能だとされています。怒りの感情をなくすのではなく、上手に付き合うための感情コントロール術なのです。
そして、体力づくりや筋トレと同じようにトレーニングをすることによって、怒りとうまく付き合っていくことが出来るんです。
その具体的なトレーニングは主に3つからなります。
1、衝動のコントロール(6秒ルール)
怒りを感じた際、カッとなって感情的になる前に、まず最初の「6秒」を冷静にやり過ごすことが重要です。怒りのピークは長くても6秒と言われており、この間に理性が働くことで衝動的な行動を避けることが出来ます。自身の怒りの度合いを0点から10点で数値化したり、客観的に捉える訓練も有効です。
2、思考のコントロール(「べき」の理解)
私たちを怒らせるものの正体は、自分自身が持つ「~はこうあるべきだ」という「べき」の価値観や基準です。この「べき」は人それぞれ異なり、同じ「べき」でも程度や重要視するポイントは人によって多様です。また、時代や立場、場所によっても変化します。

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