• 投稿日:2025/10/04
  • 更新日:2025/10/04
【実体験】本当にあった!不動産で感じた危険サイン7選!

【実体験】本当にあった!不動産で感じた危険サイン7選!

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アキトンボ@note✖️SNS

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要約
実際にあった対面不動産での「あっ、このお店で契約したらダメだな」となった出来事を紹介します。 どの出来事も総じてお店側がお客さん都合を考えずに「儲けたい!」と考えたからこその行動でしたので、もし当てはまることがありましたらソッコー別の不動産会社に相談することをおすすめします。

はじめに

先日、大阪市内に部屋を借りようと思い立ち、SUUMOを通じて何社かに内見案内を依頼しました。


どの業者も「まずはお店に来てください☺️。あなたに合った物件を探しますよ!🙌」という営業対応だったため、住みたい地域の様子を見がてら、いくつかの店舗を訪れることにしました。


その中で「ここで手続きするとお金・時間・労力を無駄にしてしまう」「このお店は危険だ」と感じた対応があったので、実体験をもとに特徴を紹介していきます。


リベ大の動画でも紹介されていますが、知識として知っておくだけで“守る力”のアンテナは上がります。しかし、実際にその場面に直面すると混乱してしまうことも多いものです。特に対面営業では表面上の人柄に惑わされ、知っていても引っかかりそうになる人もいると思います。

今回は、私が体験した事例と、その対策方法を紹介していきます。


その1:希望エリアから離れた物件ばかり紹介される

職場や活動地域、アクセスのしやすい最寄駅を事前に調べて伝えたのに、1〜2駅離れたエリアばかり勧められました。

最初の何件かはとりあえず話を聞いてみるかというモードで付き合っていましたが聞いているうちに見当違いの駅の物件ばかり勧められるようになったいきました。

5件目あたりから「さっきから元の希望エリアからめっちゃ離れてますよ」としっかり伝えてからようやく希望エリアの紹介をしてくれました。

気の弱い方や、お店の人にペースを取られてしまいやすい方だとそのまま乗せられてしまうのでは…と思った出来事です(実際、以前の私なら絶対伝えられなかっただろうな)


対策
想定外の地域を勧められたら、まず自分で調べ直す。
→ 調べてもやはり条件が合わないなら「希望エリア内で紹介してください」としっかり伝える。

その2:なにかと電話で連絡をとりたがる

来店日時の調整はメールやLINEでしてくれるのに、肝心の見積もりや希望条件の相談になると、必ずと言っていいほど電話をかけてこようとする。


証拠を残したくないタイプの業者はメールやLINEより、録音される可能性も少ないスマホの通話で済ませたいことが多いようです。


対策
必要な要件以外の電話には極力出ない。
→ LINEやメールでのやり取りを徹底する。文章作成が苦手ならChatGPT(チャッピー)やGeminiに下書きを作ってもらう。

その3:見積書を残したがらない

予算内の物件が見つかり見積もりを依頼したところ、「紙の資料は出せない」と一点張りで、なかなか見積書を作ってくれない。

先ほどの証拠を残したくない心理と同じ理由ですね。


対策
「紙が無理ならLINEの文面でもいいので送ってほしい」と伝える。
→ 「データのほうが作成・送信時間が記録されるし、変更があれば追記送信してもらえたほうが助かります」と伝える。

その4:希望物件を見せても取り合わない

SUUMOやアットホームで見つけた物件を共有すると来店予約までは進むが、いざ案内になると「もう埋まった」「もっといい物件がある」と別の物件に誘導される。
実際には空室がまだあるのに、物件情報すら印刷せず他の物件をすすめられたケースもありました。正直、時間と労力の無駄でした。

対策
すぐに別の不動産会社へ相談する。

その5:相見積もりを嫌がり、先に他社見積もりを要求する

最初に見積もりを依頼した際、
「他でも物件を見られるなら、そちらで見積もりをもらってからお作りします」
と意味不明な対応をされました。


その後、別会社で見積もりをしてもらった際は「じゃあ作ってもらった見積書をこちらに送信してください」と言われました。


他社の価格を見てから後出しで条件を整えたかったのだと思いますが、こちらからすると二度手間かつ時間の無駄でした。ここでは契約しないと判断した決め手でした。

対策
他社見積もりを求められたら「なぜ必要ですか?」と聞く。
→ 理由を問われたら「他社の金額を伝えずに作ってもらっているので、そちらでも同じ条件で作ってください」と返す。

その6:オーナーと違う理由で断ろうとする

希望物件の見積もりと内見を依頼した際、「ここは30歳近い人は断られます」と言われました。
条件的に問題ないと思っていたので違和感があり、帰り道に物件のオーナーさんへ直接電話すると驚きの回答が。


「え?仲介業者にまかせてますが年齢的に問題ないですよ?」

「学生限定とか、新卒限定ということもありませんし、どこの仲介業者ですかそれ?」


オーナーと仲介業者で認識がまったく違う事実が判明しました。気になる断り文句があったらオーナーへ直接確認してみるのもアリです。

対策
オーナーさんへ直接確認する。
または、別の不動産会社に相談する。

その7:初心者と判断すると“もりもりの見積書”を出してくる

「この辺りのことは詳しくなくて…」「引っ越し久しぶりで〜」といった発言をした途端、優しい笑顔とともに出てきた見積書がこちら。

仲介手数料:6.8万(家賃1.2か月分)

火災保険料:2.2万(指定だが、任意なら2年1万円程度)

鍵交換費用:2.2万(本来は大家負担が多い)

殺虫費用:2万(スプレーするだけ)


教科書通りすぎるくらいサラッとガッツリ入れてきたな!!


「今ならまだこの値段で対応できますが、明日以降になるとさらに上がる可能性があります」 家賃が上がるって意味ならわかるけど、他項目の値段も上がるって意味で言ってるよねこれ。

急いで決めてくださいって言われたもので後悔しなかったことがない。ということでお断りしました。


対策
その場で決めない。事前に勉強する。
特にリベ大の動画はこの辺りの知識と具体例が豊富でとても参考になります。

なぜこうしたことが起こるのか

不動産会社には「AD(広告料)」と呼ばれる仕組みがあります。
入居者を契約させると物件のオーナーから紹介料が支払われるため、会社として利益の大きい物件を優先して勧めたがるのです。結果として、顧客の希望よりも自社の利益を優先する動きになりやすくなります。


不動産会社にとっても貴重な収集源なのでそれ自体悪いものではないですが、AD目当てでこちらの時間や労力を消費されるムーブをしてくる不動産会社とか契約しない方がいいという学びでした。

まとめ

リベ大の動画や賃貸不動産の商売モデルを知っていたおかげで、お店側の違和感へのアンテナが以前よりも格段に上がっていました。

ここで分かったのは「守る力」は他の「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」「使う力」と直結していること。

商流を勉強していたからこそ

✅「なんでこちらが調べてきた物件をわざわざ無視して、他の物件を紹介するんだろう?」

✅「どうして電話ばかりするんだろう?」

✅「なぜ見積書を作成したがらないんだろう?」

というひとつひとつ細かいサインに気づき、点を線で結ぶことができました。


それから相見積もりや並行して連絡をとった業者さんの中から、特に信頼できると感じた不動産屋さんへ連絡することができました。

結論:知っていれば、対策できるというのは本当でした。知識マッチョ最高!


この体験が、他の皆さんのお役に立てば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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