- 投稿日:2025/10/11
この記事は約5分で読めます
要約
ポートフォリオは崩れて当たり前。初心者は頻繁な調整より買い増しで整え、長期的な資産形成を優先。資産が育った段階で本格的に比率調整を行うのが現実的な方法です。
はじめに
株式投資を始めると、必ず耳にするのが「ポートフォリオはバランスよく組みましょう」というアドバイスです。投資の本や解説記事では、株式や債券、不動産や現金など複数の資産に分散し、リスクを抑えて安定的に資産を育てる方法が推奨されます。さらに、株式の中でも複数の業種や銘柄に分けることで、特定の企業や業界が不調になっても全体が大きく崩れないように工夫する、と説明されています。
しかし実際に投資を始めてみると、「きれいなバランスを保つことは想像以上に難しい」と気づく人が多いのではないでしょうか。なぜなら、株価は常に変動しているからです。最初に10%ずつ分けて購入しても、数か月後には20%や5%と偏りが出てしまう。これが現実です。
では、ポートフォリオのバランスが崩れることをどう受け止めればよいのでしょうか。ここでは初心者が理解しておきたい考え方と実践のポイントを整理します。
1. 変動するものに「完璧なバランス」を求めない
続きは、リベシティにログインしてからお読みください