- 投稿日:2025/10/09
- 更新日:2025/10/09

良く、何々には2種類の人間がいるなんて言い方をしますが、作家の邱永漢さんが良く言っていたのは、世の中には経済観念がある人と、経済観念が無い人に分けられるということ。それをどうやって判別するか?すぐ借金するか否かがその判別方法。車のローンを組むとか、洋服を買うのに、分割払いをして買うとか、そう言う人は邱永漢さんが言うところの「経済観念が無い人」ということになる。偉そうにいってるけど、私も長らく「経済観念が無い人」でした。貯金できたのが、iDeCoが出来てから。iDeCoで引き落としされた上に、新型コロコロと病気、退職と重なり、いったんiDeCoは解約して現金に換えたのですが、やっと「ああ、やっとちゃんと貯金癖がついたな」って感じ。この時もう54歳。iDeCoと平行して高配当株を買ったりもしていましたが、そっちは、カルロスゴーンが居た頃の日産株を買っていたり(ゴーンめあの野郎、今度会ったらグーでぶっ飛ばしてやる…。日本に居た最後の株式総会の時、目の真ん前で見てました)、野村の株が暴落したりと散々でしたけど…。学長の偉いところというか(私にそう言う資格は無い)、凄いと思うことは、高校生の頃から何千万以上も稼いでいながら、ちゃんとお金に振り回されずに生きてきた人だということ。よく宝くじで高額当選した人が、当てた額以上に借金を背負う末路(末路本も流行ったね)なんて話がありますけど、そうならなかったって、マジ凄くない?経済観念がある人と、経済観念が無い人の差ってここまで開くものなんだなぁと、この歳になってから気づいても後の祭りなんだけど、惨め。今からジタバタして、資産5000万なんて時間的に無理ゲーなのでそれは目指していませんが、お金に困窮しないでこの先やっていくのは目指すべき事なので、と、言う感じ。部屋で孤独死したときに、なぜか手つかずの札束がゴロゴロと部屋に置いてあった老人。と言うのが目標です。