- 投稿日:2025/10/12
- 更新日:2025/10/16

今回は、スマホやパソコンでよく見るURLの中に隠れている
パラメーターという「ヒミツ」について、解説していきたいと思います。
「パラメーター?なにそれ、カタカナ多くて苦手そう…」と
思った人でも大丈夫👍
この記事を読み終わるころには、
「なるほど!そんな仕組みだったのか!」と
スッキリ理解できるかと思います😆
ちなみにドラクエなどのゲームに出てくるステータスの
パラメータとは関係ありません🙅♂️笑
🤔 まず、パラメーターってなに?
たとえば、あなたが友達に「このサイト、面白いよ!」と
URLを送ったとします。
普通、URLって、こんな感じですよね👇
でも、ときどきこんなふうに長くなっているのを見たことありませんか?
実は、この「?」の後ろにある部分が「パラメーター」と呼ばれるものなんです。
🗒️パラメーターは「メモ」のようなもの
パラメーターとは、URLにくっつける「小さなメモ」のようなものです。
このメモには、「どこからそのサイトを見に来たのか」などの情報が書かれています。
たとえば、カフェの店長さんがいたとして、
お店の宣伝をいろんなところでしているとしましょう👇
・駅前でチラシを配っている
・学校の掲示板にポスターを貼っている
・Instagramにリンクを投稿している
それぞれの宣伝を終えた後で店長さんは思うんです。
「どの宣伝を見てお客さんが来てくれたんだろう?」と。
この“どこから来たか”を調べるために使うのが、パラメーターなんです!
◆ カフェのクーポンで考えるとわかりやすい!
たとえば、カフェでこんなキャンペーンをしていたとします☕️
・駅で配ったチラシ:クーポン番号「A」
・学校に貼ったポスター:クーポン番号「B」
・SNSに投稿したURL:クーポン番号「C」
お客さんが来て「クーポンAを使います!」と言えば、
「この人は駅のチラシを見たんだな」とわかりますよね。
この「クーポン番号」が、ネットの世界でいう「パラメーター」なんです。
つまり、「どこ経由で来たのか」を見分けるための合図なんです。
◆ 実際にどんな風に書かれているの?
少しだけ中身をのぞいてみましょう👀
たとえば、こんなURLがあります。
これを分解すると、こうなっています👇
たとえばこのURLをクリックした人は、
「Instagramの投稿で、夏セールのリンクを見て来た人」だとわかるんです✨
◆ どうやって使うの?(大丈夫。難しくない!)
もしあなたが自分でお店やブログをやっていたとして、
「どこで紹介したリンクから一番見られてるんだろう?」
知りたいときに使います。
たとえば、
・Xで紹介するリンク
・LINEで紹介するリンク
・メールで紹介するリンク
それぞれに違うパラメーターをつけておけば、
「Xが一番見られてる!」とか
「LINEからの人が多い!」といった
データがわかるようになります。
しかも、この数字は自動で集まるんです。
あとでまとめて「どこが一番人気だったか」を見ることができます。
◆ じゃあ、どうやってパラメーターを作るの?
実は、無料でカンタンに作れるツールがあります。
Googleが提供している「Campaign URL Builder」というサイトです。
https://ga-dev-tools.google/campaign-url-builder/
必要な項目を入力するだけで、自動でパラメーター付きURLを作ってくれます。
表記は英語で表記されるので、もし興味がある方は下記のブログ記事に詳しく書いてましたので、こちらを参照してください。
参照先:Goope
https://goope.jp/article/campaign-url-builder/#URL
「Campaign URL Builder」でやれることを
すごく簡単に書くと、
たとえば👇
と入力してURL作成ボタンをポチッと押すと、、、
というURLを自動で作ってくれます!
これをインスタにURLを貼って投稿するだけで、
この人はインスタからクリックして来たとわかるようになります✨
◆ 気をつけたいポイント!
ここまで、パラメーターの説明をしましたが、
使うときにちょっとだけ注意が必要です。
① 長すぎるURLは見にくい
URLが長すぎると「なんか怪しいリンクかも…」と
思われることがあります。
できるだけ短く、見やすい形にしましょう。
② スペルミスに注意!
「utm_source」などの部分は、決まった書き方をしないと正しく動きません。
英語の大文字は使わず、小文字で統一して書きましょう。
※日本語であるひらがな、カタカナ、漢字はパラメータでは使えないので注意が必要です⚠️
③ SNSによってはURLが変わることもある
一部のアプリでは、自動でURLが変わる場合があります。
※専門的にいうと「リダイレクト」されていると言いますが、
複雑なのでここでは説明は省きます。
うまく計測できているかを時々チェックするのがおすすめです☝️
◆ パラメーターを使うと、何ができるの?
一番のメリットは「なんとなく」ではなく「数字で分かること」です。
たとえば👇
・「LINEで紹介したときが一番見られてた!」
・「Instagram経由の人がよく買ってくれてる!」
・「Xはクリックは多いけど購入は少ないな…」
など、宣伝の効果をしっかり比較できるようになります🙌
感覚ではなく、「データで判断できるようになる」のが一番のメリットです✨
◆ まとめ
最後に、この記事の内容をまとめると下記になります。
・パラメーターは「URLにつける小さなメモ」・「どこから来たのか」を知るために使う・クーポン番号のように、宣伝ごとに分けて使う・数字で成果を見える化できる
つまり、パラメーターとは、
Web上でお客さんの「足跡」をたどるための仕組みです。
もしお店をやっていたり、SNSで何かを発信しているなら、
パラメーターを使えば「どの発信が一番届いているか」が見えてくるので、
次への改善アクションが出しやすくなります👍
逆にユーザー側は、
「あっ!ここの企業はしっかりと何経由で入ってきたかを計測しているんだ。しっかりしてるな。」
と計測されていることに気付けたりします。
生活の中にも多く紛れ込んでいるので、ぜひ注意深く観察してみてくださいね👀
最後まで読んでいただきありがとうございました🙏