- 投稿日:2025/10/13
今回は腰が緩む秘訣についてお話しします。
まず答えは、腰回りの筋肉ではなく、大腰筋やモモウラに働いてもらいましょうと言うことです。
腰周りの筋肉をガチって固めている人が多いです。
歩いたり、立つ時に、胴体を支えるために腰回りの筋肉を固めているのです。
脊柱起立筋とか、広背筋があたります。
もちろん、ある程度支えるのに必要なのですが、頼りすぎると問題が起こります。
これは癖のもので、小さいころからの癖が出ていることが多いです。
私自身も、仕事を始めたときは腰に来てましたね。
薬剤師で立ち仕事なので、首と腰がガチガチになるのです。
腰は上半身と下半身を繋ぐ関節

腰が固まると、上半身と下半身の連繋がうまくいかなくなってきます。
歩くときに右手が上がると左足が上がりますよね。
このように上半身と下半身での連繋と言うものがあります。
上半身と下半身のつなぎ目が腰になります。
ここが固まると、上下の連繋がうまくいかなくなります。
なので腰回りはヘロヘロにして、しなやかな体を取り戻したいです。
皆さん、子供の時は腰がヘロヘロでしたからね。
取り戻すだけでいいんです。
腰を支えるのに適した筋肉
では、どうしたら腰がヘロヘロになるかと言う話に入ります。
腰回りの筋肉が脱力すると、不安定になり、倒れやすくなるでしょう。
それを支えるために脊柱起立筋などに力を入れてしまいます。
その分、他のところで支える必要が出てきます。
その代表が、大腰筋とモモウラの筋肉です。
大腰筋

大腰筋はインナーマッスルでかなり大きい筋肉です。
腰椎と大腿骨をつないでおり、体の中で支えてくれています。
武術でもスポーツでも大腰筋が強い人は脱力している上に、安定感がありますね。
その代わり、インナーマッスルなので感知するのが難しいです。
モモウラと大腰筋の関係

今度はモモウラです。
一般にハムストリングスと呼ばれているところですね。
実はハムストリングスと大腰筋は密接な関係があります。
なので、ハムストリングスが使えてくると、大腰筋も目覚めてきます。
お辞儀をするときとか、座るときにハムストリングスは働いてきます。
もちろん、歩くときも働いてきます。
物を取るときとか、料理するときとか、何かするときに支えになってくれるので、すごく楽になります。
今回の話は以上です。
こうやって話してますけど、私もはじめは大腰筋で支えるとか、ハムストリングスを使うとかは感覚としてなかったですからね。
少しづつ感覚を養っていけたらと思います。