- 投稿日:2025/10/23
- 更新日:2025/11/06
子どものインフルエンザ予防接種、毎年ちょっとした一大イベントですよね。
2024年から日本でも導入された鼻スプレー型ワクチン「フルミスト」。
「痛くない」「1回で済む」と話題ですが、実際どうなの?と思う方も多いのではないでしょうか👀??
この記事では、2025年秋に小学2年の👦息子に実際にフルミストを接種した体験談をまとめました。
予約から当日、副反応や感想まで、👩親目線👀でのリアルな記録をお届けします。
❓️フルミストってどんなワクチン?
👃子どもでも受けられる鼻スプレー型ワクチン
フルミストは、2024年10月に第一三共から日本国内での流通が始まった、鼻から吸入するタイプのインフルエンザワクチンです。
従来の💉注射型(不活化ワクチン)に代わる、「痛くない経鼻ワクチン」として注目されています。
特に小さなお子さんにとっては、注射が怖くない・泣かずに済むという心理的なメリットへの期待が大きく、親としても「少しでもストレスが少ない方法を選びたい」と感じる方が多いようです👀
💡注射型との基本的な違い(仕組み・対象年齢・効果期間)
フルミストと従来の注射型ワクチンの仕組みや効果の出方を、ざっくり整理してみましょう👇
やはり気になるのは、「痛くない」「1回ですむ」というところですね!
費用は小学生なら対して変わらないと思います。
(フルミスト:8,000円×1回、注射:3,500円×2回。病院によって値段は変わります。)
我が家でも2024年ごろから気になっていたのですが、ようやく2025年10月中旬に予約が取れたので、ついに接種してきました🎉
次の章では、実際に受けてみた体験談と注意点を詳しくお伝えします。
🏥実際に受けてみた体験談
📅予約〜接種までの流れ(いつ・どこで・費用)
・病院:小児科のクリニック(地域によっては内科・耳鼻科でも取扱あり)
・予約開始:9月1日(ネット予約。電話予約が必要な医院も多い)
・接種日:10月中旬の休日
・費用:8,000円(生ワクチンのためキャンセル不可)
予約後、クリニックから事前確認の電話がありました📞
ここで注射型との大きな違いを実感……!
☑️ 事前確認の内容(注射と異なる点)
・2歳〜18歳の子ですか?
・生ワクチンなのでお取り寄せになるため、キャンセルはできません。
・ご家族に免疫不全者や小さな赤ちゃんはいませんか?
→ ワクチン由来ウイルスが一時的に排出されるため、接種後1〜2週間は密接を控えるように。
・副反応として、鼻詰まり・鼻水・咳・のどの痛みが出ることがあります。
・接種後4週間はワクチンウイルスが残るため、インフルエンザ検査で陽性反応が出やすいので、原則検査できません。
・インフルエンザ治療薬(タミフル等)は、接種後2週間は処方していません。
(検査や薬の処方の方針は、クリニックによります)
💭「思っていたより注意点が多いなぁ…」という印象でしたが、
その時は、体調も良好だったので「まぁ大丈夫かな」と前向きに決断しました。
👦当日の子どもの反応(鼻水あり)
いよいよ当日!体調は万全……の予定が、まさかの前日に鼻水が😭
鼻から入れるワクチンだけに、「これは中止かも?」と不安に💦
(↑はGemini🍌のイメージです😂)
【診察室でのやり取り】
👨⚕️「鼻水が出てるとワクチンが弱まるんだよね〜。鼻水は少しだけかな?」
👩「はい、ちょっとだけです(実際はけっこう出てる)」
👨⚕️「少しぐらいなら大丈夫かな。薬も出しておきますね〜」
こうして接種OKに。
両鼻にシュッ、シュッとスプレーされて、所要時間はほんの数十秒。
息子(7歳)は「イテテテ…」と少し涙目に😅
(鼻の中に入れるし、ツンとする感覚に近いのかな。。)
👦「…次は注射の方がいいかも」
まさかの本人から注射の方が良いという申し出!!
(注射はいつも泣いているのに!?💦)
親からすると、体調管理の難しさを考えると、注射型のほうが気楽な面もありますね🤔
🤧 副反応の経過(鼻水・熱など)
副反応はこちらになります👇️
参考:お茶の水クリニック「主な副反応一覧」
息子の場合、数日間は鼻詰まり・鼻水の症状が続きました。
ただし、もともと鼻風邪気味だったこともあり、ワクチンの副反応なのかは判別できず。
処方された薬を1週間ほど服用して、特に発熱はなし/元気に回復しました🌈
(…鼻水で薬が流れたとか、ないよな…🤔💦)
🟢 受けてわかったメリットと注意点まとめ
実際に受けてみて、メリットも多いけれど注意点も多いと感じました。
簡単にまとめてみます👇
🌼 よかった点(メリット)
・1回で済む
注射型では2回接種のこともありますが、フルミストは原則1回。通院の手間が少なくラク。
・痛みが少ない
鼻にスプレーするときに少しツンとしますが、一瞬で終わります👃
⚠️ 気になった点(デメリット)
・予約が取りづらい
電話予約のみの医院も多く、タイミングを逃すとすぐ埋まります。
・体調でキャンセルしづらい
生ワクチンで取り寄せ制のため、キャンセル不可の医院がほとんど。
・鼻の状態で効果に差が出る
鼻水が多いとワクチンが吸収されにくいそうです。
・小さな兄弟がいる家庭は注意
接種後1〜2週間はウイルス排出があるため、乳児や免疫の弱い家族とは距離を。
・鼻が苦手な子は泣くことも
痛みは少ないけど、鼻にスプレーされる感覚が苦手な子は泣くと思います。。
🌿 まとめ
💭 我が家では、来年は注射型にする

秋は体調を崩しやすい時期。
生ワクチンでキャンセルができないフルミストは、体調管理のハードルが高いと感じました。
また、接種後1ヶ月の間にインフルエンザになっても検査ができない&タミフルやリレンザが使えないとなると、苦しみが長くなるのでかわいそうです。
(2025年は10月に流行し始めたので、感染しないかドキドキの毎日。。。)
そのため、しばらくは注射型を続けて、
もう少し体調が安定してくる頃(小4〜小5くらい)に再チャレンジしてみようと思います💉👃
「注射が苦手」「1回で済ませたい」人にはフルミストもおすすめ。
ただし、体調や家庭環境(乳児がいる等)によっては注射型のほうが安心な場合もあるかもしれません。
家庭やお子さんの様子に合わせて、無理のない方法を選ぶのがいちばんだと感じました🌸
この記事が、皆さんの予防接種選びのヒントになれば嬉しいです!
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました🙌
✅ 注意書き
本記事は筆者の実体験に基づく記録です。
インフルエンザの検査や処方の方針はクリニックによります。
医学的判断・接種可否については、必ず医療機関・自治体の最新情報をご確認ください。
