- 投稿日:2025/10/15
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今回は江戸時代の体捌きの秘密についてお話しします。
江戸時代は旅人の場合、一日30キロや40キロほど歩いていました。
仕事としても料理屋、百姓、土木など様々です。
浮世絵で庶民の暮らしが描かれていますが、驚くのはその動きです。
今の僕らからすると、くねくねとした印象を受けますし、手の位置が普通と違うように見えます。
正中面での腕捌き

例えば、鰻屋の絵です。
うなぎを捌いているのですが、その手の位置が不思議な位置です。
片方の手で頭を押さえて、もう片方の手で捌くのですが、両手がクロスしてます。
普通は左手で押さえたら、右手の包丁で右側で捌きます。
手がクロスする瞬間は基本的にはないです。
江戸時代の人は手を正中面で扱うことができました。
実はこちらの方が全身が使えて力が入りやすいです。
正中面というのは体を真ん中で真っ二つに割った時の真ん中のラインのことです。
正中面は今では武術でよく聞く言葉です。
江戸時代の人はこの正中線上での動きが普通にできたのではないかと考えられます。
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