• 投稿日:2025/10/19
  • 更新日:2025/10/24
【記事作成マニュアルがない!?】AI活用でクライアントに代わって言語化!

【記事作成マニュアルがない!?】AI活用でクライアントに代わって言語化!

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前向き@普段着着物好きWebライター

前向き@普段着着物好きWebライター

この記事は約22分で読めます
要約
Webライターの新規案件で、記事作成マニュアルがなくても大丈夫!AIを活用して既存サイト記事の傾向をまとめ、汎用なテンプレートを基に「クライアント専用マニュアル」を作り出すプロンプトを紹介します。継続して記事を書いていくなかでブラッシュアップを重ねて、楽しく育てていきましょう!

はじめに

「えっ?記事作成マニュアルがない?」
新しいWebライター案件を獲得して「やったー!」と喜んだ束の間、記事マニュアルがないと聞いて、何だか不安になってしまった経験、ありませんか?

親しみやすいトーンでいいのか?
既存の記事の構成はどんなのか?
NGワードなどはないのか?

などなど、クライアントさんの既存サイトや事前打ち合わせで、その内容が明らかになることも多いものの、クライアント自身も言語化できていないこともあったり、とっても大変!ヘタをすれば、納品後に「イメージと違う…」などと差し戻され、2度手間3度手間…。

できれば、手順の整理をつけてから記事作成したいですよね?

そこでこの記事では、chatGPTといったAIを活用して、クライアントさんに代わってポイントを言語化し、記事作成マニュアルを作成するプロンプトのコツをお話します。きっと、記事を安心して書けますよ!

記事作成マニュアルがないと不安!

Webライターのお仕事の多くはリモートワークです。コミュニケーションは主にチャット、「隣にいてその都度不明点を確認して…」ということは出来ません。であるので、記事マニュアルを用意しているクライアントさんが大半なのではないでしょうか?または、ごく簡易的なマニュアルくらいはあるでしょう。

クライアントさんは、そもそも忙しくて応対していられないので、できることならライター自身で自走して、記事を納品してほしいと思っているハズです。その期待に答えるためには、やっぱり記事マニュアルがないと不安なんです。

それでも、Webライターのプロとして、少ないヒアリングのなかでも意を汲んで、はたまた既存サイトから特徴を掴んで、「こんな感じでどうでしょう?」とたたき台となる記事を上げられるなら、何の問題もないのでしょう。

…少なくとも、僕には無理!

過去にクライアントさんのオフィスに上がり込み、数日間に渡って記事を書いたこともあります(実話)。迷惑と取られるか、熱意があると取られるか、難しいところです。…それこそ「真似は無理」と言われそうですが(笑)。

そこで今回の趣旨は、chatGPTをはじめとするAIを活用して、クライアントさんに代わって言語化し、誰でもその記事を書けちゃうくらいの記事作成マニュアルを作ってしまおうというものです。

そして、継続案件になって記事を書くことになれば、クライアントさんからのフィードバックや自身の気づきも蓄積していくことになります。それらを落とし込んでいければ、記事作成マニュアルを「育てる」ことも可能です。

汎用な記事マニュアルをPDF化しよう!

まずは、汎用(何にでも使える)な記事作成マニュアルをPDF化します。最低限、マニュアルのたたき台といえるものがあれば便利(共有やAIに添付して参照させる、など)だからです。また、シンプルなものがあれば、他の案件にも使えて応用がきくのでオススメ。

それこそ「Webライター 記事作成マニュアル」と検索すれば、それっぽい記事が出てきますので、AIにそのURLを読み込ませて(参照して)指示すれば、記事作成マニュアルはできるかと思います。

ただ、それはそれで大変なので、僕が作った「SEO記事作成マニュアル汎用テンプレート」を紹介します(プロンプトではありません)。もちろん、検索による先述のような方法でも、ご自身の考えに応じて変えてOKです。

好みのドキュメント形式に、下記の「汎用テンプレート」をそのままペーストして、PDF化してダウンロードの上、添付資料として使います。なお、案件獲得当初に「ごく簡易的マニュアルしかない」「クライアントさんの意向が具体的でない」といったケースにも、下記の太字を書き換えるだけでも、そのまま使えるようにも工夫しています。

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SEO記事作成マニュアル【汎用テンプレート】
1. 記事の目的とターゲット
1-1. 目的  
検索流入を獲得しつつ読者の悩みを解消し、最終的に訴求するゴール(例:資料請求・無料相談予約・メルマガ登録など)へ自然に誘導する。
1-2. クライアント情報  
- 依頼主:{クライアント情報(業種など)}  
- 読者像:{サイト全体ターゲット像(属性など)}   
- 訴求ゴール:{読者にどうしてもらいたいか?(資料請求をするなど)}
1-3. 設計時のSEOチェック(着手前に必ず実施)
- 検索意図の把握:上位1〜5位(可能なら10位)の見出しを一覧化し、「読者が知りたいこと」を箇条書きにしてから構成を作る。
- E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の補強:体験談(一次情報)・統計・専門家コメントを最低1箇所挿入。
- メタディスクリプション(検索結果に出る要約文):70〜120字。メイン/サブ(あれば3語目)KWをそれぞれ自然に1回入れ、読者メリットを1つ約束。
- 設計の三問(“いきなり書かない”):「誰に/何を/なぜ」を1〜2文で明文化し、冒頭のアウトラインに貼る。
2. トンマナと文体ルール
2-1. トーン  
- 親しみやすく丁寧。各セクション冒頭に共感フレーズを 1 文置く。  
- 結論は先に示し、その後に理由や手順を続ける。
2-2. 文体  
- です・ます調。一人称(私/僕/筆者)は使わない。  
- 語尾・接続詞・助詞は 3 連続以上繰り返さない。
- 段落はPREP法で統一(結論→理由→例→要点再提示)。  
- 体言止めやカタカナ強調(ポイント/メリット など)はリズム調整に適度に使う。
2-3. 漢字とひらがなのバランス(ひらく/とじる)  
- ひらく(ひらがなにする):こと/もの/ところ/ため/とき などの抽象語・助詞相当。  
- とじる(漢字にする):短い一般動詞・一般名詞(検索・比較・検討・改善・申込)と固有名詞。  
- 文単位で整えるのが基本(全体の漢字比は30%前後を目安にする)。  
- 漢字が 5 語以上連続したら 1〜2 語をひらがなに置き換える(例:認識不足等が招く問題点 → 認識の不足等が招く問題)。  
- ひらがなが 8 文字以上続いたら、意味が明確な語で漢字を混ぜる。  
- 迷ったら音読し、読みやすさを優先する。
3. 構成ルール(3,000〜5,000 字)
3-1. タイトル(2 文構成・35 文字以内)  
- メイン/サブ/共起語を自然に含める。  
- 目安は 28〜35 字、主要 KW は自然な範囲で左寄せ。  
- 1 文目で主目的、2 文目で具体的な便益を示す。
- 強調【 】は 1 つまで(例:【ライター必見!】)。
3-2.  記事フロー 
- 記事構成(H2見出しの型)
リード文「共感→問題→要約→メリット→結論」
→ 前提解説 
→ 問題提起 
→ リスク/影響 
→ 事例 
→ 解決策 
→ 結論/ベネフィット/CTA(訴求ゴール) 
→ まとめ
3-3.  記事構成SEOポイント
- 問題・リスクは数値・事例で具体化(例:半年で 3 割が挫折)。  
- H2 は感嘆符「?」または感嘆符「!」で締めて統一。
- H2 の内容が込み入ったら H3 を使用する。H4 も同様で階層構造を守る。  
- H2/H3 だけ(=目次)でも記事の全体像が伝わるか確認する。  
- H2/H3 には可能な範囲でキーワードを左寄せで配置(不自然さは避ける)。  
- 本文に内部リンク 1 本・信頼性の高い外部リンク 1 〜2本を入れる(クライアント方針に従う)。  
- アンカーテキスト(記事内のクリック可能なテキスト)は意味語(「こちら」は使わない)。
- 一文一義/一文60字以内(推奨40前後)を上限目安に。
4. キーワード使用ルール
4-1. 使用ルール  
- メイン KW:5〜8 回(タイトル/リード文/H2/本文冒頭に優先)  
- サブ KW・3 語目 KW:3〜5 回(見出し・本文に散らす)  
- 共起語:10〜15個を候補から文脈に沿って配置し、記事内に自然に配置する。
- 形容表現(例:多い/すごい)は可能な範囲で数値や根拠に置換。
- 【重要】出現「回数」よりも「文脈一致」を優先。可読性と検索意図への合致を最重視する。
4-2. 禁止ルール(カニバリ/過剰回避)  
- 同一 KW の 2 行連続を禁止。  
- 200 文字以内に同一 KW が 3 回以上入らないようにする。  
- カニバリ(自サイト内競合)防止の観点から、既存記事リストと照合し、同一メインKWは切り口を必ず変える。
5. 禁止・注意事項
- 必ず稼げる/絶対成功 などの断定表現。  
- 法律・医療・金融分野の断言(引用・出典付きなら可)。  
- AI出力の無検証利用、出典不明データの引用、コピペ。
- 著作権・商標に抵触する画像・図表の無断使用。
- 説明なしの専門用語・略語(記事の初見時に必ず注釈をいれる)。  
- 100 字以上の長文、極端に短文が続く構成。  
- 主語と述語の不一致や、指示語(これ/それ/あれ)の指す先が不明確な文。
- 引用時は「出典名/URL/発行日」を必ず併記する。
6. 執筆フロー(ライター 1 人で完結)
6-1. キーワード・競合リサーチ  
- Google検索上位1〜10位から見出し構成・共起語・不足トピックを抽出。
- 検索意図やKWを「情報収集/比較検討/購入直前」で分類。
- 上位記事(競合)との差別化(未掲載トピック)を3点決める。
- 1-3の設計チェック(検索意図・E-E-A-T・メタディスクリプション草案・三問の明文化)をアウトラインに反映。
6-2. 構成案作成  
- タイトル案+H2 見出し 3〜5 本+各要約(1 行)。
- 各見出し配下はPREP(結論→理由→例→要点再提示)で骨子を書く。
6-3. 本文執筆  
- Google ドキュメント or Word で作成。
- 一文一義・結論先出し・例や根拠(統計・一次情報)を伴わせる。
6-4. セルフ校正  
- 1文上限60字(推奨40字前後)。読点は20字前後の間隔を目安に調整。
- 音読でリズム確認。
- H2/H3だけで全体像が掴めるか確認。
- 内部1・外部1〜2リンクを確認。
- メタディスクリプション(70〜120字)を記入。
6-5. 納品形式(クライアントによる)  
- 例:Word(.docx)形式。
- 例:ファイル名「YYMMDD-No-記事タイトル(再納品毎にNoを書き換える)」。
7. 納品前チェックリスト
- 1-3「設計チェック」の内容をアウトラインに反映したか。 
- メイン/サブ/3 語目 KW が自然に配置されているか。  
- リード文が 「共感→問題→要約→メリット→結論」 の順か。
- 記事の流れが「リード文 → 前提解説 → 問題提起 → リスク/影響 → 事例 → 解決策 → 結論/ベネフィット/CTA → まとめ」の順か。
- H2/H3(目次) だけで記事概要が把握できるか。  
- CTA が読者行動を具体的に促しているか。  
- 漢字とひらがなのバランスは適切か(漢字 3 語以上連続は調整/ひらがな 8 文字連続は適度に漢字へ/全体30%目安)。
- 形容表現(例:多い/すごい)は数値や根拠に置換したか。  
- 記事末に引用元・統計の出典を明示したか。  
- 内部/外部リンクとメタディスクリプションを設定したか(提案レベルでも可)。
- E-E-A-Tは担保しているか。:①一次情報(体験/データ)>②公的統計>③専門家コメント(許諾)>④代替根拠(業界団体/白書)
- AI出力に事実誤認がないか(固有名詞/数値/日付を重点確認)。
8. 記事構成サンプル(テーマ例: Webライター 始め方 未経験)
# タイトル「Webライターの始め方とは? 未経験から案件を取るロードマップ!」 
## 0. リード文  
〔読者の悩みに共感 → 問題提示 → 記事要約 → 得られるメリット → 結論と本文誘導〕
## 1. Webライターの始め方とは?(前提/定義)  
〔職種概要・必要スキル・市場ニーズを簡潔に説明〕
## 2. 未経験者がつまずく三つの壁(問題提起)  
〔案件獲得・実績不足・単価の低さを例示〕
## 3. スキル不足を放置するリスク(リスク/影響)  
〔半年後に稼げない・モチベ低下などを数値や事例で提示〕
## 4. クラウドソーシング市場の現状(補足説明・任意)  
〔最新データや競合レベルを紹介〕
## 5. 月五万円達成ライターの体験談(事例/一次情報・任意)  
〔成功プロセス・失敗談・学び〕
## 6. 未経験から案件を取るロードマップ(解決策/対策)  
〔ポートフォリオ作成→提案文テンプレ→学習教材紹介〕
## 7. 今すぐ行動!応募前チェックリスト(ゴール/結論/CTA)  
〔チェックリスト内容紹介+誘導〕
## 8. まとめ  
〔要点整理 → 読者の背中を押す再訴求〕
9.矛盾点が出やすい箇所と運用
- 一文の長さ:1文40字前後を推奨、上限60字以内。
- 見出し末尾の記号(?/!):無理な付与は避け、自然な可読性とCTRを優先。必要時のみ使用。
- ひらく/とじる:連続回避(漢字3〜5語・ひらがな8連続)と全体30%目安を併用。最終判断は音読で可読性重視。
10.おわりに 
「ペルソナ・検索意図・わかりやすさ・信頼性を意識し、読者が次に抱く疑問を先回りして解決する。」それが SEO で評価され、読者の行動を生む記事となります。
”””

…長くて失礼しました。
※ちなみにマニュアル内のファイル名について、「YYMMDD」は西暦下2桁と何月何日のことです(例えば、2025年10月18日なら「251018」)。

既存サイトのデータを抽出する!

つぎに、着手予定の既存サイト(参考値としてなら、クライアントの別のサイト記事でもOK)があれば、下記の「クライアント既存記事データ抽出プロンプト」の太文字部分を書き換えて、chatGPTなどのAIに投げます

これによって、既存サイトの「掲載記事ページを一覧化」と「それらの記事の特徴」をまとめてデータ抽出します。

もちろん、既存サイトや参考になるサイトがない場合は、次の章に飛んでもらって大丈夫。サイトの記事数が増えてきたら、このプロンプトの活用の場はあると思います。

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# クライアント既存記事データ抽出プロンプト   
<<<EX01>>>   <!-- EX = Existing-article data extraction。既存記事データ抽出フェーズのタグ -->
## 1. 役割
- あなたは Webリサーチャー です。
## 2. 目的
- 「{サイトURL}」に掲載の **記事ページの一覧** を作成し、**サイト内の記事の特徴** を要約して、記事作成マニュアルと記事管理・構成設計に活かす。
## 3. 背景
### BG_01
- 依頼主: {クライアント情報(業種など)}
- 読者像: {サイト全体のターゲット像(属性など)}
- 訴求ゴール:{読者にどうしてもらいたいか?(資料請求など)}
## 4. タスク
- 収集手順の優先度:「sitemap.xml →(不足時)site:{サイトURL} 検索」
- **記事ページのみ** 抽出(カテゴリー・タグ・固定・検索結果・アーカイブを除外)
- URL は canonical を優先し、**ページ内 `<link rel="canonical">` を確認。AMP/印刷用/言語バリエーションの重複は除外**  
- スラッグを正規化(小文字・末尾スラ・クエリ除去・日本語エンコード解除)。**301/302 がある場合は最終到達URLで記録**
- 各記事の ①記事タイトル ②URLスラッグ ③公開/更新日(取得可なら)④推定メインKW(任意)を取得。**日付は `lastmod`(あれば)>公開日>更新日の優先で記録し、由来を明示**
- 可能であれば、代表 3〜5 記事について **タイトル文字数/H2数/H3数/CTA位置/内部リンクの有無** をメモ(任意)
- 抽出後、**サイト特徴サマリー** を作成(下記 6. 出力形式の(2) を参照)
- **重複・類似テーマ** をまとめ、初期の**カニバリ回避メモ**を作成
## 5. 制約
- robots.txtおよびサイト規約を尊重し、収集禁止対象は除外
- 動的パラメータ(?page=, ?sort= 等)付きURLは除外
- **表は使わない**。1 行 1 記事、区切りは半角ハイフン `-`
## 6. 出力形式
(1) 既存記事リスト(最大 50 件)  
1. {記事タイトル} - {url-slug} - {推定メインKW(任意)} - 公開/更新日:{YYYY-MM-DD} - **由来:{lastmod|公開|更新}**  
2. …(最大 50 行まで)
(2) サイト特徴サマリー(10 行以内)  
- タイトル傾向(質問/HowTo/数字/最新/地域 など)・平均文字数の目安  
- リード文の型(共感→問題→要約→メリット→誘導 の有無)  
- 見出し構成の傾向(H2数・質問形比率・定番H2)  
- CTA の位置と語調(例:導入直後/末尾のみ・丁寧/カジュアル)  
- 内部/外部リンクの方針(有無・アンカーテキストの傾向)  
- 画像/図表の使い方(有無・キャプション/alt の有無)  
- ひらく/とじるの傾向(例:抽象語はひらがな多め/固有名詞は漢字固定)  
- 主要カテゴリと未カバー領域(重複回避の観点)  
- 初期の差別化案(H2案を 3 本)  
- 初期タイトル案(28〜32字×2)
(3) カニバリ回避メモ(3 行以内)  
- {重複しそうなテーマ}/{推奨切り口}/{避けたい語}
## 7. Check List
- [ ] 記事ページのみ抽出した  
- [ ] カテゴリー/タグ/固定/検索結果を除外した  
- [ ] canonical とスラッグ正規化で重複を除外した **(AMP/印刷用/言語違いを含む)**  
- [ ] **動的パラメータやリダイレクト元を除外**した  
- [ ] 最大 50 件以内に収めた  
- [ ] サイト特徴サマリーとカニバリ回避メモを付けた
”””

このデータを基に、記事作成マニュアルをブラッシュアップします!
ちなみに掲載記事データは、別途スプレットシートで管理すると、キーワード選定やカニバリ(自サイト内部での競合)防止にも活用できます。

既存サイトデータと汎用テンプレートを統合する!

では、ここまでに用意した既存サイトデータ(<<<EX01>>>タグ)と汎用テンプレート(もしくは、クライアントからの提示物があれば参照)を統合していきます。

はじめに、chatGPTなどのAIに、初回のみ「汎用テンプレートPDF」を添付の上、下記の「クライアント記事マニュアル作成プロンプト」をペーストします。

そのプロンプト内の下の方に、
「- クライアントフィードバック(<<<EX01>>> サイト特徴サマリーでも可)または自身の気づき: { ここに原文をそのまま貼り付け、もしくは<<<EX01>>> サイト特徴サマリー参照} 」
とあるので、太字部分を「クライアントからのマニュアル(簡易的なものでもあれば)」や、「ヒアリング内容」、「自身の気づき」などに書き換えてください。

そうしたら、あとは実行します!

”””
ーーー記事マニュアルPDF(初回のみ「汎用テンプレートPDF」)添付ーーー
# クライアント記事マニュアル作成プロンプト  
<<<M01>>>   <!-- M = Manual。記事マニュアル作成フェーズのタグ -->
## 1. 役割
- あなたは Webリサーチャー です。
## 2. 目的
- 自サイトの記事コンテンツ制作を効率化し、品質を均一に保つ **記事作成マニュアル** を作成する。また、クライアントからのフィードバックや自身の気付きをブラッシュアップし、作業精度をあげる。
## 3. 背景
### BG_00
- 既存記事リスト: データがあれば参照 → <<<EX01>>>(抽出結果・サイト特徴サマリー・カニバリ回避メモを利用)
### BG_01   <!-- 既定。内容省略 --> 
### BG_Style  <!-- トーン&文体ガイド -->
- **マニュアルPDFが添付されている場合**は要点を優先参照(例:トンマナ/ひらく・とじる/見出し規則/NG集)
- **添付がない/不足がある場合**は、汎用テンプレPDFで不足分のみ補完(補完箇所は 10| マニュアル修正点 に記録)
### BG_Priority  <!-- 参照優先度 -->
- 優先順位:添付「記事マニュアルPDF」(クライアント提示物があれば) > <<<EX01>>>(既存データがあれば) > 添付「汎用テンプレートPDF」(一般則)
## 4. 出力要件(必須 10 項目、既存形式に準拠)
1| 記事の目的とターゲット  
2| トンマナ&文体ルール(口調・語尾・言い換え指針・ひらく/とじる)  
3| 構成ルール(タイトル・リード文・H2/H3 配置・文字数目安)  
4| キーワード使用ルール(メイン/サブ/3語目・共起語・出現回数・配置・カニバリ回避の手順)  
5| 禁止・注意事項(NG集)  
6| 執筆フロー(構成案→執筆→校正→納品形式)  
7| 納品前チェックリスト  
8| 記事構成サンプル(基本フロー)  
9| フィードバック欄(初期適用メモ付き)  
10| マニュアル修正点(PDF不足の補完/版上げの記録)
## 5. タスク
- <<<EX01>>> の「サイト特徴サマリー」を反映(タイトル字数・H2の型・CTA位置・リンク方針・ひらく/とじる)
- 「トンマナ&文体」「NG事項」は **誰でも守れる具体例** を付ける(1行ずつ)
- **カニバリ回避**の基本手順を 4| に明記(既存記事リスト照合→切り口調整)
- セクション見出しは「数字| 見出し名」形式、**表は使わない**(箇条書きは半角 `-`)
## 6. 制約
- 断定的・誤認表現を避ける。法律/医療/金融は断言不可(引用・出典を付す)
- 強調や装飾は最小限。固有名詞は正確に記す
- わかりやすい語で書き、専門語は言い換えや( )補足
## 7. 出力形式
- ドキュメントにそのまま貼れるプレーンテキスト
- セクション順は 4. 出力要件 の通り(1→10)
## 8. Check List
- [ ] 10 項目をすべて網羅  
- [ ] <<<EX01>>> のサイト特徴を反映  
- [ ] **カニバリ回避の手順**を記載  
- [ ] 表や難解語を使っていない  
- [ ] ハイフンを半角 `-` に統一  
- [ ] フィードバック欄(9|)を追加  
- [ ] **マニュアル修正点(10|)に補完/版上げを記録**
## 9. フィードバック欄(初期適用メモ)
- 初期の適用方針(タイトル/見出し/CTA/リンク/ひらく-とじる):{要点を5行以内で}  
- 記事タイトル:{ 入力が無くても可 }  
- クライアントフィードバック(<<<EX01>>> サイト特徴サマリーでも可)または自身の気づき: {ここに原文をそのまま貼り付け、もしくは<<<EX01>>> サイト特徴サマリー参照}  
- 対応・マニュアル反映メモ:{ルール化 or 例外化/影響範囲(全体/特定カテゴリ)/版上げ v1→v2}
## 10. マニュアル修正点(不足補完/版上げ履歴)
- 不足領域:{例:外部リンク方針/アンカー規則/ひらく-とじる基準}  
- 補完根拠:{添付PDFの該当章 or 汎用テンプレPDF}  
- 変更内容(1行):{追記/差し替えの要旨}  
- 版上げ:{v1→v2(YY-MM-DD)}
”””

ここで出てきた内容を、取捨選択した上で記事作成マニュアルに落とし込んで(手動)更新していきます。ここは納得感も重要なので、手動でドキュメントを書き換えます!

例えば、「251018-v1 〇〇サイト記事作成マニュアル」などと記名して、再度PDF化しておきます。その後、記事を作成するなかでフィードバックがあれば、この「クライアント記事マニュアル作成プロンプト(<<<M01>>>タグ)」を繰り返し使っていくことで、記事作成マニュアルは育っていきます!

なお、「クライアント既存記事データ抽出プロンプト(<<<EX01>>>タグ)」も記事数が増えていくなかで、ときどき実行すると記事管理にも役立ちます。

まとめ

というワケで、簡単にまとめます!

マニュアルがない新規案件でも迷わないために、AIを使って記事作成マニュアルの仕様を先に作る手順を紹介しました。

汎用な記事作成マニュアル(テンプレート)をPDF化し活用:(僕自身が実際に使うものですが…)このマニュアルでも最低限は押さえていますが、「Webライター 記事作成マニュアル」で検索しても(参考になるものがあると思いますので)OKです。

既存サイトがあればデータ抽出:AIで参照しやすいように、<<<EX01>>>タグをつけて抽出・要約して特徴を把握します。合わせて、掲載記事のリスト化もできるので、スプレットシートなどに転記して記事管理にも使えるように工夫しています。

既存サイトの特徴を汎用マニュアルに落とし込み再度PDF化:同様に<<<M01>>>タグをつけて運用。既存サイトの特徴のみならず、ヒアリング内容や自身の気付きなどをブラッシュアップして、そのクライアント専用の記事作成マニュアルを作成します。「参照優先=クライアント資料>既存>汎用」を明記して、より特化できるようにしています。

ぜひ、chatGPTといったAIを活用して、クライアントさんに代わって意向を言語化することで、「記事作成マニュアルを育てる」ことを楽しんでくださいね!

最期まで読んでいただきありがとうございます!

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