- 投稿日:2025/10/24
なぜ今「労働寿命」と「雇用寿命」が注目されているのか
私たちが生きる現代は、「人生100年時代」と呼ばれる長寿社会。
平均寿命が延びた今、60歳で定年、65歳で引退というこれまでの常識は通用しなくなっています。
しかし現実を見ると、「まだまだ働けるのに、働く場がない」「健康でも雇用契約が打ち切られる」といった声が増えています。
この“働けるのに働けない”というギャップの背景にあるのが、「労働寿命」と「雇用寿命」という2つの概念です。
どちらも「働く期間」を表す言葉ですが、意味は大きく異なります。
「労働寿命」は自分が働く能力を保てる期間、一方で「雇用寿命」は企業が雇い続けてくれる期間。
これからの社会では、自分の労働寿命のほうが長く、雇用寿命のほうが短くなる傾向が強まっています。
その差をどう埋めるかが、これからのキャリアの分かれ道となるのです。
労働寿命とは?— 働く力を持ち続ける期間
「労働寿命」とは、健康面・スキル面・意欲面を含めて“働ける力を持ち続けられる期間”のことです。
たとえば、70歳を超えても心身ともに健康で、人に価値を提供できるスキルを持っていれば、その人の労働寿命はまだ続いているといえます。
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