- 投稿日:2025/10/26
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要約
やるべきことが多いほど、本当に重要なことが後回しになりがちです。この記事では、意志ではなく「仕組み」で後回しを防ぐための優先順位のつけ方と、個人・チームそれぞれの実践的な仕組み化の方法を紹介します。
“重要なのに後回し”をなくす優先順位の決め方
「大事なのにできない」は、仕組みの問題
「大事だと分かっているのに、なぜか後回しにしてしまう」。
誰にでもあるこの現象を、僕は“怠け”ではなく“構造の不整合”だと考えています。
人は、緊急なことよりも「重要なこと」に時間を使うべきだと言われます。
でも実際の現場では、重要なことほど後回しになりやすい。
それは、人の判断構造が“短期の報酬”に偏っているからです。
目の前のタスクを終えると、成果が見える。
評価も得られる。
けれど、半年後や一年後に効果が出る「重要な仕事」には、その場での報酬がない。
人間の脳は、“今すぐ手応えを得たい”ように設計されています。
だから、「重要なことをやる」には、
意思ではなく仕組みで自分を誘導する設計が必要です。
たとえ本人の意欲が高くても、仕組みが整っていなければ、優先順位は崩れます。
僕自身、若いころは「やる気」や「努力」で乗り切ろうとしていました。
でも、結局はそれが続かない。
いまはむしろ、“やる気がいらない構造”をどう作るか、を意識しています。
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