- 投稿日:2025/10/27
「病院に行くべきか迷ったとき、どうしていますか?」
のどが痛い、熱が出た、体がだるい…。そんなとき、「このくらいで病院に行っていいのかな?」と迷うことはありませんか。こうしたときに、AIを活用する方法もあります。
今回は、ChatGPTを使って、こういった悩みを解決する方法を紹介します。
まず初めに注意してほしいこと。
ChatGPTを使えば健康や病気に関する一般的な情報を調べることができ、「何科を受診すればいいのか」「どんな病気が考えられるのか」といった目安を教えてくれます。ただし、ChatGPTは医師の代わりに診断や治療を行うものではありません。受診の判断をサポートする“相談相手”として使うのがポイントです。
どんなことを相談できるの?
ChatGPTには、具体的な症状を伝えて相談することができます。たとえば「2日前からのどが痛くて熱があります。何科に行けばいいですか?」など。すると、「内科または耳鼻咽喉科での受診がよいでしょう」「かぜやインフルエンザ、扁桃炎の可能性があります」といった回答が返ってきます。自宅でできる工夫や、受診の際に医師へ伝えるポイントを整理するのにも役立ちます。
ChatGPTを上手に使うコツ
ChatGPTに相談するときは、できるだけ具体的に症状を書くのがコツです。「2日前から38℃の熱があり、のどの右側が痛い」「夜になると頭痛が強くなる」など、経過や特徴を含めるとより的確な回答が得られます。また、「今すぐ受診した方がいいか知りたい」など、知りたいことをはっきり伝えるのも大切です。
回答はあくまで目安ですので、体調が悪化したときや不安が強いときは、迷わず医療機関を受診しましょう。
受診の準備にも活用できます
ChatGPTは、病院に行く前の準備にも便利です。「症状を整理したい」「医師に聞く質問をまとめたい」と伝えると、簡単なメモ形式にしてくれます。家族が代わりに受診する場合も、伝え忘れ防止に役立ちます。こうした準備をしておくと、診察がスムーズになり、医師にも正確に情報を伝えやすくなります。
注意してほしいこと
ChatGPTは便利ですが、緊急時の判断は人間の医療者が行います。高熱が続く、息苦しい、意識がもうろうとするなどの場合は、すぐに医療機関へ。夜間や休日で迷う場合は、救急相談窓口「#7119」に電話すると、看護師や医師が対応を教えてくれます。
まとめ
ChatGPTは、病気を診断するためのものではありませんが、受診を迷ったときに不安を整理する“心強い味方”です。症状をまとめたり、受診のタイミングを考えたりするのに役立ちます。「ちょっと心配だけど、病院に行くほどかな?」と思ったら、まずChatGPTに相談してみましょう。それが、早めの受診と安心につながる第一歩かもしれません。