- 投稿日:2025/10/28
- 更新日:2025/11/15
【鼻中隔弯曲症 手術体験記】
鼻中隔弯曲症の手術を受けてから、1年が経ちました。結論から言うと、やって本当によかったです。もっと早く受けていればよかったと、今では強く思います。
鼻中隔弯曲症とは、鼻の軟骨や骨が成長過程や外傷などによって曲がり、鼻腔が狭くなって鼻づまりを起こす状態です。私は鼻の骨を3、4回骨折しており、それが原因で片方の鼻がほぼ完全に閉じていました。原因や詳しいメカニズムはネットで調べればたくさん出てきますので、ここでは実際に手術を受けた体験談に絞ってお話しします。
■ 手術について
手術は鼻の穴からメスを入れて、骨を削るもので、顔の表面に傷が残ることはありません。麻酔+鎮静剤を使用したため、手術中の記憶は全くなく、「気づいたら終わっていた」という感じでした。
■ 術後の痛みと経過・しんどかったこと
全体として、術後の痛みは想像より軽く、日常生活に大きな支障はありませんでした。2〜3日もすればほぼ気にならない程度になり、触れたり鼻をかむ事を避ければ、問題なく過ごせました。
最もしんどかったのは、手術当日の不快感です。手術後、鼻の奥までしっかりとガーゼを詰めるので、両鼻が完全にふさがれた状態で、呼吸ができず非常に苦しかったです。さらに出血も続いていたため、この日は特に過ごしにくさを感じました。
とはいえ、ガーゼは翌日の診察で取り除かれ、それだけで一気に楽になります。
■ 術後の通院
その後は1ヶ月ほど、週1ペースで経過観察のため通院しました。大きなトラブルもなく、順調に回復できました。
■ 生活の変化
手術前は、片方の鼻しか通らない状態が常で、年中鼻づまりに悩まされていました。手術後は両方の鼻から自然に呼吸できるようになり、「息ができるってこんなに快適だったのか」と実感しました。
■ 手術形態と病院、クリニックについて
私が施術を受けたクリニックでは、日帰りでの対応が可能でした。ただし、手術当日は安全のため車やバイクの運転は禁止されています。病院によっては1泊2日、2泊3日での入院を求められるところもあるようです。私が調べた限りでは、1泊2日のところが多かった印象です。