• 投稿日:2025/11/03
  • 更新日:2025/11/03
iPhone写真「HEICの呪い」を解除!瞬時にJPEGに変換する神ショートカット

iPhone写真「HEICの呪い」を解除!瞬時にJPEGに変換する神ショートカット

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鳥飼@ブログ

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この記事は約6分で読めます
要約
iPhoneのHEIC写真を一瞬でJPEGに変換!ストレージを節約しつつ、互換性の問題も解決できるショートカット活用術を紹介。

iPhoneで撮った写真をパソコンに送ったら開けなかった…
オンラインにアップしようとしたらエラーになった…
仕事で使いたいのに画像形式が対応していない…

そんな経験、ありませんか?

iPhoneの写真は「HEIC形式」で保存されるため、古いOSや非対応のソフトでは表示できないことがあります。
互換性のために毎回オンラインでJPEGへ変換するのは効率的とはいえません。

本記事では、iPhoneだけでHEICを一瞬でJPEGに変換する裏ワザをご紹介します。
しかもアプリ不要。標準機能だけで完結できます。

実際に私もこの方法を使うことで、画像のやりとりで一切困ることがなくなりました。(ノウハウ図書館でも)
PC作業や外部共有が多い人には特におすすめです。

この記事を読めば、ストレージ節約と互換性の両立が可能になります。
もう「HEICで困る…」とはサヨナラです。

結論:写真の保存はHEICのまま、必要なときだけJPEGに変換するのが最適解です。

iPhoneの写真がHEIC形式になる理由とは?

HEICとはどんな画像形式なのか?

HEIC(High Efficiency Image Container)は、AppleがiOS11以降で採用している画像ファイル形式です。
特徴は「高画質を保ちつつ、データ容量を抑えられる」点です。

従来のJPEGに比べて、同じ画質でもファイルサイズは約半分
この形式により、写真を多く保存してもiPhoneのストレージを圧迫しにくくなりました。

なぜAppleはHEICを採用しているのか?

Appleは、ユーザーの保存容量を最大限効率化するためにHEICを採用しました。
特に64GB未満の端末では、ストレージの消費を抑えることが大きなメリットになります。

また、Live Photosや連写など、データ量の多い機能にも最適なフォーマットとして設計されています。

JPEGとの違いと特徴を比較

スクリーンショット 2025-11-02 11.10.37.jpeg互換性がないことで起きるトラブル例

HEICファイルは、Apple製品以外では開けない場合があります。
古いWindowsパソコンや対応していない画像編集ソフトでは表示できないことがあります。

実際にこんな経験はありませんか?

写真をオンラインストレージにアップロードできない

仕事で使っている資料に画像を挿入できない

印刷所に提出したらファイルが開けなかった

写真を共有・提出する際に「相手が見られない」問題が起こるのは、大きなストレスです。

変換の手間とユーザーのストレス

JPEG形式に変換すれば解決しますが、その作業が面倒です。

・オンラインコンバーターに毎回アクセスする

・HEIC→JPEG変換アプリを探してインストールする

・一括で変換できず、1枚ずつ対応することになる

作業量が多くなるほど、手間と時間がかかります。

HEICが向いていないケースとは?

HEICが不向きなのは以下のようなシーンです。

・仕事でJPEG納品を求められているとき

・古いWindows機で閲覧・編集する場合

・SNSやクラウドサービスへの投稿時にエラーが出るとき

つまり、「誰かと共有する」「業務で使う」場面ではJPEGの方が適しています。

それでもHEICを使うべきメリットとは?

画質そのままでファイルサイズが小さい

HEICは、高画質を保ったままファイルサイズを小さくできるため、ストレージの節約に非常に有効です。
JPEGと同等の画質でありながら、ファイルサイズは約50%に圧縮されます。

写真をたくさん撮る人にとって、これは大きなメリットです。

iPhoneユーザーにとっての最適解

iPhoneやMac、iCloudといったApple製品の間ではHEICに完全対応しています。
写真の表示・編集・管理すべてがスムーズに行えるため、Appleエコシステム内で完結する使い方には理想的です。

HEICを活かす保存&共有の使い分け戦略

普段の保存はHEICにして容量を節約し、
共有時や業務用にはJPEGに変換するというスタイルがベストです。

このように使い分けることで、互換性と効率性の両立が可能になります。

【解決】HEICを瞬時にJPEG変換するショートカットの使い方

「必要な時だけ変換」が最も効率的

JPEG形式で常に保存する設定にする方法もありますが、そうするとファイルサイズが大きくなります。
日常的にはHEICのままで保存し、必要なときだけJPEGに変換するのが最も効率的です。

それを可能にするのが「ショートカット」アプリです。

ショートカットで自動JPEG変換する方法

iPhoneに標準搭載されている「ショートカット」アプリを使えば、複数枚の写真を一瞬でJPEGに変換できます。

作成するショートカットの概要

実行すると、次の3ステップが自動で処理されます。

・写真を選択

・選んだ写真をJPEG形式に変換

・写真アプリに保存

ショートカットの作り方

①「ショートカット」アプリを開く

スクリーンショット 2025-11-03 15.11.09.jpeg

②「+」をタップして新規ショートカットを作成

名称未設定のデザイン.png③ 検索窓で「写真」と入力して検索

紫 ピンク シンプル キラキラ お知らせ インスタグラム投稿.png④「写真を選択」を追加

紫 ピンク シンプル キラキラ お知らせ インスタグラム投稿.png※ 複数の写真を一度に選べるようにしたい場合は、「写真を選択」アクションの下向きの矢印をタップし「複数を選択」をオンにします。

紫 ピンク シンプル キラキラ お知らせ インスタグラム投稿.png「画像を変換」を追加 → 形式を「JPEG」に設定

紫 ピンク シンプル キラキラ お知らせ インスタグラム投稿.png「写真アルバムに保存」を追加

紫 ピンク シンプル キラキラ お知らせ インスタグラム投稿.png名前を付けて「完了」をタップ

これで、いつでもJPEG変換できるようになります。

実際の使い方

紫 ピンク シンプル キラキラ お知らせ インスタグラム投稿.png・ショートカットをタップ

・「HEICをJPEGに変換」(名前は自由)をタップ

・変換したい写真を選択

・右上の☑️をタップ

完了!

保存はHEIC、共有はJPEGが最もスマート!

HEIC形式は、iPhoneのストレージを効率的に使える優れた画像形式です。
画質を保ちながらファイルサイズを約半分に抑えられるため、普段使いには最適です。

ただし、他人と共有する場面や業務用途ではJPEG形式の方が安心です。
だからこそ、「保存はHEIC、必要なときだけJPEGに変換する」という方法が最もスマートです。

ご紹介したショートカットを活用すれば、iPhoneだけで簡単・瞬時にJPEG変換ができます。
この方法を日常に取り入れて、iPhoneの写真管理をもっと快適にしていきましょう。

✅ まとめ

iPhoneで撮った写真は、HEIC形式のまま保存することでストレージを効率よく使えます。
一方で、外部サービスや他のユーザーとの共有ではJPEG形式が必要になることもあります。

だからこそ、「保存はHEIC、共有はJPEG」の使い分けが最適解です。

そして、その変換作業を秒速でこなすには、今回ご紹介したショートカット機能が非常に便利です。

まだ設定していない方は、この記事を参考にぜひ一度試してみてください。
一度設定すれば、今後の写真変換の手間が激減します。

HEICからJPEGへの変換方法は色々とありますが、iPhone内でサクッと変換したいときに役に立つかと思います。

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