- 投稿日:2025/11/02
- 更新日:2025/11/03
🏁 はじめに:初めての海外出張、どう対応したらいい?
初めての海外出張で展示会やイベントに参加し、来場者対応を任されたときはとても不安になりますよね。
「英語も完璧じゃないし、どう接すればいいのか分からない…」と悩む方も多いと思います。
本記事では、実際に私が試行錯誤のなかで掴んだ「来場者に伝わる対応方法」を6ステップで紹介します。
同じように不安を感じている方の参考になれば幸いです。
💬 第1章:最初の一歩は「笑顔と元気な挨拶」から!
挨拶するだけでも、立派なコミュニケーションになります。
明るく笑顔で挨拶することが何より大切です。
怖そうに見える方でも、こちらが笑顔で声をかけると意外と笑顔を返してくれることが多いです。
たとえ「Hello!」「Good morning!」の一言だけでも、相手に与える印象は大きく変わりますよ。
🗒️ 第2章:事前準備がすべてを救う!原稿とQ&Aを用意しよう!
あらかじめ、「何を説明するか」を原稿にまとめておきましょう。
私は事前に原稿を作って音読練習をしていました。
展示会本番では、練習した単語やフレーズを再利用できたので、とても役に立ちました。
また、恥をかかないために、一度翻訳アプリで読み上げチェックをしておくのもおすすめです。
実際に「プレッシャー(pressure)」を「プレジャー(pleasure)」と読み間違えてしまい、先輩に「何が楽しいんだい?」と言われて大笑いしたことがあります(笑)。
さらに、よくある質問を想定してQ&Aを作っておくと完璧です。
原稿や想定問答集があると焦らず安心して対応できるので、少しずつブラッシュアップしていきましょう。
👀 第3章:まずは観察!初日は他の人の対応を見て学ぶ!
複数日ある展示やイベントなら、1日目は無理に前に出る必要はありません。
最初の数時間は、ベテラン営業や先輩がどのように対応しているかを観察してみましょう。
どんなタイミングで声をかけるか、どこまで説明するかを見ておくと、自分の対応にも活かせます。
私自身、最初は英語がほとんど分からず、相手が何を言っているのか理解できませんでした。
それでも、自分なりに試行錯誤を重ねるうちに、徐々にペースを掴めるようになりました。
また、自分から話しかけることも、とても大切です。
自分のペースでブースの説明を始めると、自然と話が終わることも多いです。
逆に挨拶だけで終わったり、立っているだけの状態だと、相手から予想外の英語が飛んできて対応が難しくなります。
🧩 第4章:伝わる説明は「目で見える情報+簡単な英語」から!
英語が得意でなくても大丈夫です。
目で見える実物や図、パンフレットを指しながら、単語を組み合わせて説明すれば意外と伝わります。
例:
・「That machine product ○○(例:bucket)」
・「This machine push label.」
・「Camera check data.」
相手がうなずいてくれたら、それで十分伝わっています。

英語が苦手でも、相手が「heat press?」などと言い換えて確認してくれることも多いです。
🗣️ 第5章:分からない質問は無理せずパス!間違った回答をせずにチームで対応しよう!
分からない質問を無理に答える必要はありません。
私はQ&Aを作っておらず、英語力も乏しかったため、ボディーランゲージのない質問をされたときは全く理解できませんでした。
そんなときは、「Please give me a little time.」や「Please little time.」などと伝えて、営業担当や先輩にバトンを渡しました。
営業の方に通訳してもらったり、引き継いでもらうことも立派な対応です。
翻訳アプリを使う方法もありますが、相手の時間を取ってしまう場合もあるので、他のメンバーに任せる判断も重要だと感じました。
⏱️ 第6章:対応時間別に3パターンを用意しよう!
来場者によって滞在時間はさまざまです。
そのため、「10秒」「1分」「5分以上」の3パターンを準備しておくと、柔軟に対応できます。
・10秒対応:何を作っているか、何の展示か、用途の説明。
・1分対応:生産の流れや製品の特徴を簡単に紹介。
・5分以上対応:相手が興味を示したら、詳しい内容を相手目線で話す。
私自身、最初は原稿通りに長く話そうとして、相手に避けられてしまいました。
その後、短く要点を伝えるようにしたところ、スムーズに対応できるようになりました。
🌟 まとめ:完璧を目指さず「伝えようとする姿勢」でOK!
初めての海外対応は誰でも緊張します。
しかし、「笑顔」「事前準備」「簡単英語」で必ず乗り越えられます。
完璧な英語よりも、伝えようとする姿勢が一番大切です。
一歩踏み出してみることで、海外の展示会もきっと楽しくなります!
