• 投稿日:2025/11/03
AIを使えば株の購入タイミングの判断で楽できるのでは?🤔

AIを使えば株の購入タイミングの判断で楽できるのでは?🤔

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かぜみどり

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要約
思いついたことノリと勢いで書きました。 高配当株について考えた一日の日記です。

どうもこんにちは。

皆さんは高配当株やってますか?私はやってます。高配当株大好き!

ところが、現在私はある問題を抱えています。それは買い時がさっぱりわからないということです。

確かに今まで株価を参考にしたり、PERを参考にしたり、配当利回りを参考にしたりしてきましたが、いまいちしっくりこない。

それに加えて結構前に株式の管理ツールを取り入れてみたこともありましたが、全然使いませんでした。

その結果、貧乏お兄さんな私は管理ツールに月500円かかっていたのでやめてしまいましたとさ。悲しい。

そこで、ふと思いついたことがあったのです。

「これはAIに分析してもらえばいいのでは?」AIの得意分野としては、私たちの面倒な手続きなどを代わりにやってくれるということが大きなメリットの一つだと思っています。

なので、うまいことやってAIさんが何とかしてくれるのではないだろうかと考えたので、いろいろやってみようかなと思います。

管理ツールの大変さ

株式の管理ツールの大きな問題だと思っていたところが、すごく手間がかかるということです。

例えば気になる株があったとしたら、チェックリストに入れなければいけないし、どれくらい株価が下がったのかチェックもしないといけないし、配当利回りも見ないといけない。

とても面倒くさい。やりたくない。少しでも楽したい。

なので、すでに購入した株はマネーフォワードなどで一覧で見ることができるので、それをコピペして簡単に分析することができないかと考えました。

1、マネーフォワードからスプレッドシートにコピー

マネーフォワードのいいところは、口座から証券口座を見てみると、今まで購入した株式が一覧で見ることができることがすごくいいところ。

しかしそこには、投資信託やETFなども含まれてしまうので、できれば日本の株式だけをうまい具合に扱いたい。

なので、1回スプレッドシートに日本の高配当株だけをコピーするようにしました。ちょっと手間だけどね。

2、とりあえずAIに投げてみた。

物は試しということで、内容をAIに分析してみようと思います。てなわけで、こんな感じのプロンプトの後にデータを渡してみました。

以下のスプレッドシートにおける内容をインターネット検索含め表示してください・現在の配当利回りと過去5年の配当利回り・現在の株価が平均取得単価と何%差があるのか。・現在のPERと過去5年のPERの表示・類似企業のPER・現在のPBR

結果は?


うーーーーーーん微妙。

まず配当利回りが全然出てこない。これはひどかった。人の話聞いてないやん。アニメ見てる時の俺かよ。

そしてコピーして渡した株の内容の最初の3つくらいしか分析してくれなかったり、これはAIだめだなという風に思っても無理はないんじゃない?

3、プロンプトを変えてみる

諦めるのはまだ早いということで、次はプロンプトをAIに作ってもらおうということで色々考えてみました。

色々こねくり回してできたのがこちら。

あなたは日本株のファンダメンタル分析アシスタントです。私は日本の高配当株投資を長期(10年以上)視点で行っています。目的は「買い時を判断すること」です。以下に、スプレッドシートからコピーした私の保有銘柄データを貼り付けます。列の構成は次の通りです:銘柄コード / 銘柄名 / 保有数 / 平均取得単価 / 現在値 / 評価額 / 前日比 / 評価損益 / 評価損益率【タスク】

貼り付けたデータを自動で整形して認識する。

各銘柄について以下を分析・表示する:

現在の配当利回りと過去10年平均配当利回り

過去10年間の増配傾向(増配年数、増配率など)

現在値が平均取得単価に対して割安・割高か(%で)

現在のPERと過去10年の平均PER(近似可)

類似企業(同業種)の平均PER

現在のPBR

総合的な投資判断(買い増し/ホールド/様子見/一部売却など)

簡潔な理由コメント(1〜2文)

最後にポートフォリオ全体としての総評を出す:

平均配当利回り(推定)

バリュエーション全体の傾向(割安/適正/割高)

セクターの偏りやリスク(例:金融・通信に偏りすぎなど)

配当安定性と将来の増配余地(配当性向などの観点から)

次週以降に注目すべき外部要因(市況、金利、為替、決算発表など)【出力フォーマット例】銘柄名(銘柄コード):・配当利回りと過去10年間の配当利回り:〇%(10年平均△%/増配傾向:8年連続)・PER:〇倍(10年平均△倍)/同業平均:◇倍・PBR:〇倍・平均取得単価との差:+△%(割安/割高)・判断:買い増し推奨・コメント:~のため、長期保有での安定配当が見込める。

【ポートフォリオ全体】・平均利回り(推定):〇%・全体PER:〇倍(参考)・傾向:やや割安・配当安定性:高い(増配率平均〇%)・注目点:~に関する発表や金利動向に注意。【保有銘柄データ】(ここにスプレッドシートからコピーした表をそのまま貼り付け)


・・・ええやん。

4、これらを使って分析してもらおう!

てなわけで分析してもらいました。今回使ったのは、ChatGPTの無料プランとGeminiのGoogle AI Studioの2つです。

なんせ無料ですからね。

個人的にはGeminiの方が好みだった。ChatGPTも有料プランだったらもっと良くなっていたのかもしれない。


大量のデータを扱うのにはGeminiの方が適しているという意見もいろんなところから聞くので、納得の結果かなとも思う。

ちなみにGeminiで使用したのは、Gemini 2.5 Proのモデルです。

余談ですが、ディープリサーチ機能も2つのモデルで使ってみたけれど、がっつりこちらのプロンプトを無視してきやがったので、おすすめはしません。


また、基本的に扱うデータが膨大なので、AI君はすぐにサボろうとします。私と同じですね。

なので、サボった相手にはケツを叩きましょう。全て表示するように伝えたり、検索していない箇所があった場合はそこを指摘すれば何とか言ってくれます。

結論

完走した感想ですが、AIは株の購入タイミングを見るのにまあまあ使えるのではないかと思いました。それに加えて、このプロンプトではちょっとしたコメントも付け加えてくれるので、「なるほど、こういう時にこういう情報を手に入れるといいんだな」ということも分かりますし、最近のその会社のニュースなども一緒に伝えてくれるので、情報の抜け漏れがないというのがすごくいいなと思いました。

しかし、全体的に扱うデータがすごく多いので、分析してもらう内容を小出しにしたり、AIの有料課金ユーザーになることでもっと良くなるんじゃないかなとも思います。

つまり、さすがGoogle様、ChatGPT様ってこと。

いつかエンジニアの人たちがもっといいプロンプトやソフトを作ってくれることを心から願ってます。本当に。

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