- 投稿日:2025/11/10
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要約
麻酔ってどんなものか、気になったことはありませんか?
手術で使われる麻酔にはいくつか種類があり、それぞれ特徴があります。
簡単にまとめてみましたので、これから手術を受ける方の参考になれば嬉しいです。
こんにちは。麻酔科専門医のフラッペと申します。
みなさんは、これまでに手術を受けたことがありますか?
手術と一口に言っても、実にさまざまです。30分ほどで終わる白内障の手術もあれば、10時間にも及ぶ大がかりな癌の手術もあります。
身近なところでは、歯医者さんでの「抜歯」も、実は「抜歯術」という立派な手術なんですよ。
そして、手術と切っても切り離せない存在——それが「麻酔」です。
誰だって痛いのは嫌ですよね。できるだけ痛みを感じず、安全に手術を受けられるようにするのが、私たち麻酔科医の仕事です。
「麻酔」といっても実はいくつかの種類があり、同じ手術でも病院によって麻酔方法が異なることも珍しくありません。
ここでは、一般的な麻酔の種類と特徴についてお話しします。
これから手術を受ける方の不安が少しでも和らげられたら嬉しいです。
麻酔の種類
手術を行う際の麻酔の種類として、大きく分けて5種類の麻酔があります。1.全身麻酔
2.硬膜外麻酔
3.脊髄くも膜下麻酔
4.伝達麻酔(神経ブロック)
5.局所麻酔
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