- 投稿日:2025/11/10
いつもは日本酒の香りやペアリングの話をしている私ですが、今日は少し趣向を変えて💼キャリアの話をしてみようと思います。
大学院を卒業してから今日まで、決して順風満帆ではありませんでした。研究職を志していたはずが、気づけば現場で汗を流す日々。でもその中で努力を重ねた結果、最終的には年収500万円を達成し、今では品質保証職として新しい挑戦を続けています。
このブログでは、「頑張り続けたからこそ、次のステップを掴めた」という実体験をもとに、キャリアの歩みを振り返っていきます。
出発点:研究志望からまさかの施工管理へ
大学院を卒業後、研究職を希望してクリーニング系の中小企業へ入社。ところが配属はまさかの施工管理職。
白衣ではなくヘルメットをかぶり、現場を駆け回る毎日でした。初年度の年収は約250万円。想定外の配属に戸惑いながらも、「まずは任された仕事をやり切る」ことを心がけました。
2年目には年収が400万円弱に上がり、少しずつ周囲に認められるように。
研究とは違う世界でも、「積み重ねれば結果が出る」という感覚をこの時期に学びました。💪
転機:結婚と生産職への異動、そして“走り続けた日々”
4年目に結婚を機に、生産職へ異動。年収は450万円に上がりましたが、残業は月80時間を超えることも。
毎日遅くまで現場に立ち、休日出勤も珍しくありませんでした。
体力的にもきつかったけれど、「この努力が将来につながるはずだ」と信じて走り続けた時期です。🏃♂️💨
実際、この経験で得た「生産現場の理解」「改善提案の実行力」「人との調整力」は、今の自分の土台となっています。
挑戦:努力を次のステージへ──医薬品業界へ転職
そんな努力の積み重ねを武器に、家族と相談して転職を決意。
最初は医薬品業界を考えていませんでしたが、転職エージェントの勧めで求人を見たとき、「これまでの経験が活かせるかもしれない」と感じました。
面接では「忙しい環境でも成果を出し続けた」点を強みとして伝えたところ、評価され、残業ほぼゼロ・年収500万円という理想的な条件で転職が決定。
“ただ転職した”のではなく、“努力を次のステップに昇華させた”瞬間でした。🌟
成長:品質保証(QA)への異動で感じた手応え
転職から3年、今年度から品質保証(QA)に異動。年収は550万円に届きそうです。
品質保証は、現場経験が何よりも生きる仕事。
以前のように体を酷使することは減りましたが、今度は頭と判断力を使う日々。
「現場で鍛えた粘り強さ」と「改善への視点」があるからこそ、トラブル対応や工程管理でも頼られる存在になれました。💼
走り続けた日々が、今ではキャリアのスピードを上げてくれている――そう実感しています。
これまでの道のり
大学院卒、研究志望 → 施工管理へ(ギャップと向き合う)
生産職で残業続きの日々(努力と現場力の蓄積)
医薬品業界へ転職(経験を武器にキャリアアップ)
品質保証へ異動(知識と判断力で新たな挑戦)
努力を続けたからこそ、次のチャンスが来たときに一気にペースを上げられた――これが私のキャリアの核心です。
まとめ
キャリアはマラソンのようなものです。🏁
走り続けた時間が、後の「加速力」になります。
私は、残業だらけの時期を無駄にせず、そこで得た力を次の環境で生かすことで、働き方と収入の両方を改善できました。
もし今、頑張っても報われないように感じている人がいたら、それでも“今の努力は、きっと未来の燃料になる”と伝えたいです。
投資と同じで遠回りでも、その道がいつか自分を押し上げるステップになる――そんな信念を胸に、今日も前へ進んでいきます。💫