- 投稿日:2025/11/12
「成功」というと、
お金をたくさん稼いだり
地位や名声を得たりする人のことを
想像すると思います。
そんな「大成功」じゃなくても
稼ぐ力が今よりも高まったということも
立派な「成功」です。
誰しも稼ぐ力を高めたいし
「成功」したいという思いはありますよね^^
そのためには、何が大事かというと...
スピード🏎️💨
です。
以前の上司からこんな言葉を聞きました。
「誠実な対応」とは、速さと対応の丁寧さ、両方揃って初めて成立するものだ
迅速な対応は、やっぱり必要なんですね^^
そしてスピードが大事だということを
実感できる歴史の話をご紹介します^^
今ではスマホが普及して
めったに見なくなりましたが
「電話機」ってありますよね^^
電話機は、誰が発明したか知っていますか?
グラハム・ベルという人です^^
聞いたことある方、多いのではないでしょうか^^
(引用:wikipedia)
1876年2月14日、ベルは、アメリカ特許庁に
電話機の特許を出願しました。
この時代の電話機の発明と言ったら
「画期的で誰もしていないこと」と
想像しますが、実はこの時代の発明家は
何人も同じことを考えていたようです。
ベルが特許を出した1876年2月14日の
なんと2時間送れて、
イライシャ・グレイという人が
同じく電話機の特許を出願したんです😲
(引用:wikipedia)
同じ日ですよ?
2時間遅れですよ?
なんたる偶然か、と思いますし
その2時間の差が、
後世に名前がずっと残るか、残らないかの
運命を分けたんです。
びっくりですよね。。
でも、電話機の特許の話は
まだ続きます。
ベルが特許を出願する1か月前の
1876年1月、ある人が同じく電話機の特許を申請しました。
その人の名前は
トーマス・エジソン
発明王と呼ばれる、誰もが知るエジソンです。
なんと、グラハム・ベルの前に
エジソンが電話機の特許を申請していたんです。
ですが、エジソンの特許は
書類不備で、却下されてしまい
特許は認められなかったようです。
不運ですよね。
速さ、そして正確さも求められることが
ここからよくわかります。
では、「電話機を発明した」と言えるのは
グラハム・ベルでしょうか?
エジソンでしょうか?
いえいえ、実はまだ先に電話を発明した人がいたんです。
ベルが特許を出す5年前の1871年。
イタリア人のアントニオ・メウッチという人が
既に電話の基礎になる装置を発明していたんです。
(引用:wikipedia)
メウッチは、重病の妻との会話のために電話を発明。
しかし、資金難により、通常の特許を取得することができませんでした。
さらに、仮特許も申請していましたが
更新費が支払えず、1874年に失効してしまいました。
ということは、
本当に「電話を発明した」と言えるのはメウッチということですね^^
時代は現代に近づき
2002年6月11日、
アメリカ合衆国議会は、アントニオ・メウッチを
「正式な電話の発明者である」と認定する決議を出しました。
アメリカが認めた、本当の電話の発明者ですね^^
名前が残っているのはグラハム・ベルですが
その偉業は、本当は「電話を発明したこと」よりも
「スピードと正確さ」だったと言えますね^^
いかがですか?
「電話機の発明」と聞くと、
新進気鋭の天才が、時代を変えるような発明をした、
と想像してしまいますが、
同時期にライバルはたくさんいて、
いかにスピード感を持って戦い抜くか、の世界だったことが
よくわかると思います。
チャンスやアイディアは、誰にでも巡ってきます。
しかも、それはかなりの確率で出会っています。
「チャンスがない」「アイディアが出てこない」と言っている人は
本当に「ない」のは、
それをつかむ「スピード」なんです。
わたしも、
スピードを意識すればよかったと
後悔した経験はたくさんあります。
「見積もりを出して」と言われて、3日後ぐらいに出すと
「もうほかの会社で決まったから今回はすみません」と言われました。
あとから聞くと、同じ価格、同じサービス内容だったようで
「見積もりをその日に持ってきたから決めた」と言われてました。
また、
学校向けのLINEを開発したんですが
開発が終わったときに、よしこれから売り出そうと思っていたその日に
新聞に「市内小中学校にLINEシステム導入」という記事が出ました。
わたしが開発していたシステムとほぼ同じもので、
とっても悔しかったことを覚えています。
それ依頼、わたしは
あらゆる場面で、即断・即決・即行動を意識するようになりました。
できることはその場でやる、
チャンスは逃さずつかむ、
その積み重ねで、チャンスを掴んでこれたと自負しています^^
少しずつ「考えます」「後でやります」という
回答保留の数を減らしていって
スピードを意識していきましょう^^
きっと、チャンスを掴んで、
次への大きなステップになりますよ!
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