- 投稿日:2025/11/12
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要約
浪費はやめられない。
一生モノのつもりで買ったけど、一生使わない話
世の中には、「一生モノ」という甘い響きを持つ言葉がある。
財布、包丁、腕時計、革靴、コート——。
“本物を持てば人生が変わる”みたいな、雑誌の特集タイトルにもよく出てくるやつだ。
あれ、だいたい人生の方が先に変わっちゃう気がする。
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■ 10年使うつもりが、3年で時代が変わる
たとえば30代のときに清水の舞台から飛び降りる覚悟で買った「一生モノのコート」。
英国製。重厚なウール。ボタンまで本格派。
「これさえ着てれば、冬の俺は完成形」と思ってた。
けど、5年後。
時代は“軽くて洗える”ユニクロのウルトラライトダウンへ。
「一生モノのコート」は、クローゼットの奥で“永眠モノ”になった。
重いし、クリーニング高いし、今着たらちょっと偉そう。
「格」を身につけたつもりが、「重し」になってたんです。
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■ 「一生使える包丁」を買ったのに、使ってるのは100均のペティナイフ
料理好きとしては、包丁にもロマンがある。
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