- 投稿日:2025/11/15
続かない理由は意志ではありません

運動が続かない。早起きが定着しない。
そんなとき、多くの人は「自分は意志が弱いんだ」と思ってしまいガチです。
でも実は、続かない本当の理由は意志の強さとは関係ありません!
行動の前にいくつもの判断が積み重なることで、行動そのものが重くなっている。それが原因なのです。
働き方がどうとか、忙しいかどうかとか、そういうことではありません。
判断が増えれば増えるほど、行動は始めにくくなります。
これは誰にでも当てはまる構造です。
たとえば朝起きたとき、今日は走るか走らないか。
走るなら何時に出るか。
どこを走るか。
何分走るか。
こうした判断を一つ一つしていると、動き出す前に疲れてしまいます。
結果として、行動そのものが遠のいていくのです。
選択肢が多いほど動けなくなります

人は選択肢が多いほど動きにくくなります。
これは心理的な負担の問題です。
朝起きて運動するかしないか。
するなら走るか歩くか。
家にいるか外に出るか。
ジムに行くか近所で済ませるか。
こうした小さな判断が一つ一つ積み重なると、気持ちが先に疲れてしまいます 😮💨
時間があるかどうかは、実はそれほど大きな問題ではありません。
判断の回数が継続の差を生みます。
迷いが多ければ多いほど、行動は始まりにくくなります。
逆に言えば、迷わなければ行動は始まりやすいのです!
「時間がないから続かない」という言葉をよく聞きます。
でも本当は、時間がないのではなく、判断が多すぎて動き出せないだけなのかもしれません。
判断を減らせば、同じ時間でも行動は始められます。
判断が少ない生活ほど行動は積み重なります

判断が少ない生活ほど、行動は自然に積み重なります。
これは日常生活を見ればよくわかります。
たとえば朝の支度が毎日同じであること。着る服を選ばないこと。通勤の動きが固定されていること。
こうした判断の少なさが、行動の軽さに直結しているのです ✨
何も考えずに動ける状態が、習慣を支えています。
朝起きて顔を洗う。歯を磨く。着替える。
こうした行動が続くのは、判断が介在しないからです。
毎日同じ流れで動いているから、迷わない。迷わないから、続く。
逆に、毎朝服を選ぶ人は、その時点で判断をしています。何を着ようか。この服とこの服、どちらが良いか。そうした判断が増えると、朝の支度全体が重くなります。
結果として、出かけること自体が億劫になることもあります。
判断が少ない生活は、楽な生活です。そして楽な生活ほど、行動は続きやすいのです。
私の運動習慣が続く理由

私の運動習慣が続いている理由も、判断が少ないことにあります。
これは意識してそうしたわけではなく、振り返ってみたらそうなっていました。
まず、家を出る時点で運動ができる格好になっています。これが重要です。
運動着に着替えるかどうか、という判断がありません。
朝起きて、そのまま動ける服を着る。それだけです。
次に、保育園からジム、会社への流れが一本道になっています。
保育園に子どもを送ったら、次はジムに行く。
ジムで走ったら、次は会社に行く。
この流れに判断が入りません。迷う余地がないのです 🏃
そして、走る時間が20分と決まっています。何分走ろうか、という判断もありません。20分走る。それだけです。短いと感じるかもしれませんが、判断がないから続けられます。
行動の前に判断が生まれない構造になっています。だから続けられるのです。
もし毎朝「今日は走ろうか、やめようか」と考えていたら、おそらく続いていません。
判断が少ないから、行動が軽い。
行動が軽いから、続く。
気分が乗らない日でも止まらない仕組み

走る気分でない日もあります。
疲れている日もあります。
でもそんな日でも、散歩に切り替えられます。
これも判断が単純だからです。
家を出る段階で運動モードに入っています。
だから、行動が完全に止まりません。走らなくても、歩く。歩かなくても、ジムまで行く。形を変えて続きやすい仕組みになっているのです 🚶
判断が単純だから、選択肢を変えても行動は途切れません。「今日は走るのをやめよう」ではなく、「今日は歩こう」になります。
0か100かではなく、100か50にするかんじです😊
これは判断の数が少ないからできることです。
もし毎日、走る場所や時間や格好を考えていたら、気分が乗らない日には全部やめてしまいます。でも判断が少なければ、形を変えるだけで続けられます。
止まらない仕組みは、判断の少なさから生まれます。
習慣化の本質は判断を減らすこと
習慣化の本質は、行動を軽くするために判断を減らすことです。意志よりも仕組みで決まります。迷いの少なさが、続けやすさにつながります。
続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません!
判断が多すぎるからです。判断を減らせば、行動は軽くなります。行動が軽くなれば、続けられます ✨
たとえば運動を始めたいなら、まず判断を減らすことから始めましょう。運動着を枕元に用意しておく。走る時間を決めておく。走る場所を決めておく。
こうした小さな判断を事前に済ませておくだけで、行動は始まりやすくなります。
習慣化は、気合いや根性ではありません。判断を減らす仕組みづくりです。そしてその仕組みは、誰にでも作れます。
あなたの生活から、どの判断を一つ減らせそうですか?
